カエルとともに身近なところで私たちを守ってくれる猿田彦大神と尾張猿田彦神社
カエルを使い神としているという猿田彦大神は、記紀神話に登場する神様で天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けて瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨する際に、道の八衢(やちまた/分かれ道)に立って道案内をしたと伝えられています。
その言い伝えからこの神様は道開きの神と崇められ、村境や峠などの路傍にあって魔除けをしてくれる道祖神にもつながっていると考えられています。筆者にとっては祖父が土木業をする上で方角の良し悪しが気になり、東西南北どの方角の魔除けもしてくれると聞いたこの神様の掛軸を買い求めに伊勢に向かい、蛙と縁のある神様であることを知ってカエルの置物を集め始めたことが100年カエル館につながりました。
伊勢には猿田彦大神を祀る総本社の猿田彦神社があり、またこの神様を御祭神として境内にカエルの造形物をたくさん設置している二見興玉神社もあります。猿田彦神社を名にもつ神社は他にも全国にあり、今回、研究会でお世話になっているIさんから愛知県にある尾張猿田彦神社の画像を送っていただきましたのでご紹介します。公式ホームページによりますと、愛知県一宮市に所在するこの神社は、昔から猿田彦大神とその妻の天宇受売大神(あめのうずめのみこと)が祀られていて、その奥宮は、「神宮御遷宮の際、筏の御用材が伊勢湾に入る前に綱を締め直す神領地だつた」そうです。それも猿田彦大神が見守る最も大切なお仕事だったのでしょう。
今も御田植祭りの御神輿渡御(みこしとぎょ)など神幸行列では、「サルタヒコ」と呼ばれる役割が見られ一行を良い方向へと導きます。最近はコーヒーブランドの名前でも知られるようになり街のどこかで出会えるかもしれない猿田彦。意外に身近なところで今も私たちを守ってくれていると信じています。
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「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」https://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru
https://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/froggy_museum/
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