Vol.15“かわいいカエルアンケート”結果発表! まとめとして
ハロウエルアマガエル(撮影前田憲男)
2024年に京都で「カエルアートマン展」を開催したときにハロウエルアマガエルをもとにしたカエルアートマンのスケッチ画と一緒に展示させていただきました。長くカエルの写真を撮り続けられ今年鬼籍に入られた前田憲男氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
[アンケート調査報告を終えて]
本ブログでは本日(2026年6月20日)までに「“かわいいカエルアンケート”結果発表!」の記事を更新し、Vol.3からVol.14まで昨年(2025年)の松本かえるまつりの日に実施した「かわいいカエルアンケートまつり」の結果報告として12枚のパネル1枚ごとの「かわいいカエル」のランキングを発表しました。
分析内容としては、カエルグッズを「擬人化」「ネイチャー系」「カエル型」「ヒト型」そして「抽象化」といったカエルの表現に見られるカテゴリ―からどのカエルがより多くの「かわいい」の支持を得られたかを報告しています。
各パネル10点のカエルグッズ及びカエルアートマンの画像から1点を選ぶアンケートでした。その結果、あらためて気づいたことや確証をもつに至ったことのいくつかを以下に示しました。
◎“かわいい”に関する先行研究でも示されている「ベビースキーマ」に基づく“かわいさ”のポイントを備えているカエルグッズの画像は「かわいい」と支持されています。
◎擬人化(衣服の着用などカエルにはない人間的な行動を表現している)したカエルの表現は、外国産のカエルグッズに見られる具象性の高いものよりも、日本のカエルキャラクター的なゆるい擬人化表現を「かわいい」と感じる人が多くいました。
◎「擬人化」のカエルの中でも男性的な表現の方が、女性的な表現で母性や少女っぽさが表われたものよりも“かわいさ”の評価が比較的高かったと感じられます。回答者の男女比(男性32%女性62%)や年齢比等がどう関係しているかの検証はこれからですが、カエルグッズにおいては“オジサン”的なイメージがプラス評価を得ています。
◎生きもののカエル本来の姿に近い表現、「ネイチャー系」のカエルグッズは、日本産、外国産を問わず“キレイ”なカエルが“かわいい”と支持されていました。
[“カエルグッズでかわいいの研究”の今後]
100年カエル館&カエ~ル大学による本研究においては、カエルグッズについて文献調査を基にした研究を進めるなかで、人間とカエルグッズの関係を考察カエルをかわいいと思う心理に近づきたいと思っています。
今回のアンケート調査の結果も含め、さらに探求を深めることでその報告を一冊にまとめたいと思っています(年内発行予定)。本研究に引き続きご関心をもっていただきたく何卒よろしくお願いいたします。
本アンケート調査に関するお問い合わせは kaerukaninfo@nifty.comまでお願いいたします。
本ページに掲載されている記事、画像などは100年カエル館(ケーアンドケー)の承諾なしで無断転載することを禁じます。
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