明けましておめでとうございます 今年はアマガエルでよろしくお願いいたします

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新年あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします

この数年、年賀状に柴田まさるさんが描いたスケッチ画から生まれた「カエルアートマン」を紹介いたしております。20人のカエルアートマンはいずれも柴田さんが生前、自然観察をしたり図鑑で調べたりして描いているので、それぞれ基になっているカエルの種があります。

今回掲載した「カエルアートマン3号」は二ホンアマガエルから生まれました。

日本人にはもっとも身近なカエルともいえますが、最近、興味深い話題も提供しています。長い間、同種だと思われていた本州に分布する二ホンアマガエルが東と西では別種ということがわかり、昨年は主に東日本に棲息しているニホンアマガエルはヒガシニホンアマガエルと新種記載されたました。縄文土器にその存在の痕跡が表現されている二ホンアマガエルの歴史において大きな出来事だったのではないでしょうか。

また昨年末は「カエルの腸内細菌が強力な抗がん作用を発揮して腫瘍を消失させることを日本の研究チームが発見」(GIGAZINE)という報道もあり、論文を発表した北陸先端科学技術大学院大学の研究チームはもちろん、カエルにも敬意を表したくなる記事を読みました。研究の調査対象となったのは「二ホンアマガエルやアカハライモリ、二ホンカナヘビなどのは虫類や両生類」ということですが、中でも二ホンアマガエル(その腸内から単離したEwingella americanaという細菌)は、マウスに1回投与しただけで腫瘍が完全に消失し、検査で確認できなくなった」そうです。

引き起こされる炎症反応など安全性の面でも「優れた安全性プロファイルを示した」とのことで、研究チームは「本研究により、天然細菌を用いた新しいがん治療法の可能性が実証された」と語っています。

カエルの文化史をひもとけば、カエルはガマの油を含め昔から薬学・医学の分野で活用されてきたと思いますが、これからの医療にも役立つ余地がまだまだあるのではないかと思うと期待が膨らみます。

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『アイ ラブ トラアヒルーちっちゃな愛の相談所』(きんのくわがた社)/トラアヒルに恋をした箱ガエルのギュンターくん

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Ich liebe eine Tigerrente ©1999 by Mosaik Verlag, Munchen within the Verlagsgruppe Bertelsmann GmbH『アイ ラブ トラアヒル』(絵と文 ヤノッシュ 訳 大石一美)

ドイツの絵本作家で小説家のヤノッシュ(Janosch Gesllschafte e.V./1931ー)の絵本の中で、カエルのギュンターを主人公にした作品『アイラブ トラアヒル』(絵と文 ヤノッシュ 訳 大石一美 きんのくわがた社刊)。ギュンターはドイツ語でカステン・フロッシュ、「箱ガエル」という設定で登場し、移動も可能な箱を住まいとしています。

そんなギュンターが、ヤノッシュの絵本の中ではメインキャラクターの「とら君」の持ち物だった木製のおもちゃのアヒル、トラアヒルに一目惚れして連れて帰ることから物語が展開する。ギュンターは住まいの箱でトラアヒルとの理想的な愛の暮らしを築くために知恵をしぼり、自分がどれだけトラアヒルを愛しているか語りかけます。なのに残念ながらただの木の車のついたおもちゃであるアヒルは何も反応してくれない。ただヒモを引っ張ればついてくるだけである。あまりの無反応にもしかしたら「とら君」に未練があるのではないかと疑うことも。

その愛は妄想を生み、トラアヒルに語りかける話は政治、経済、環境、宇宙と飛躍していき、思考というより感情に訴える絵本の哲学書になっている。カエルといえば日本語では「考える」の語呂合わせにも使われ、考えるポーズのカエルの置物も多いですが、あくまでもポーズ。ほんとうは無の境地、何も考えてないと思わせる。一方、西洋哲学が土台だからでしょうか、ギュンターはどこまでもどこまでも考え続けます。そんなギュンターくんの話につき合ってみるのも楽しい一冊です。

◎ヤノッシュ

1931年、ドイツ領ヒンデンブルク(現在はポーランドのサブジェ)生まれ。本名はホルスト・エッカート。絵本と小説を320作品以上を発表している。現在は妻と共にカナリア諸島に在住。

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児童文学『マガーク少年探偵団⑧ まぼろしのカエル』(あかね文庫)/シュシナクアアアルアラアアルアラアアルナアアルアグラアアルク!」と鳴くカエルとは?

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『マガーク少年探偵団⑧ まぼろしのカエル』(ヒルディック作 蕗沢忠枝訳 山口太一絵)

イギリスの作家エドマンド・ウォレス・ヒルディック(E.W.Hildick 1925-2001)による児童文学シリーズ『マガーク少年探偵団』は、1974年に始まり1996年まで24作発表されました。“マガーク・ミステリー”と呼ばれた人気シリーズです。日本語版はあかね書房から翻訳 蕗沢忠枝、作画 山口太一によって刊行されています。

その中の一作に『まぼろしのカエル(原題The Case of the Phantom Frog』1979年発表)があります。

作中の「マガーク少年探偵団」は、10歳のジャック・マガークが創設して団長を務める探偵団。推理小説的にはマガークがシャーロック・ホームズだとしたらワトソン的役割を務める記録係のジョーイ、嗅覚がよく「鼻のウィリー」とあだ名されるウィリー、木登り上手なおてんば少女ワンダが創設メンバーで、後から科学知識が豊富なブレインズ、日本人少女のマリ・ヨシムラが加入します。

そしてこの『まぼろしのカエル』でマガーク少年探偵団は、幼い甥っ子を一時あずかっているという彫刻家のクランツ夫人から最初はその男の子ベラの子守りを頼まれるが、探偵団としてのプライドが許さず断る。しかし、夫人の依頼の裏にはその子が家に泊まるようになってから夜になると怖ろしい鳴き声が聴こえ、それは夫人が大嫌いなカエル、しかも“ものすごいカエル”ではないかと不安に思っていたところ、ベラはそんな声を聞いていないという。その真相を調べてほしいと依頼された、探偵団としては引き受けがいのある事件だった。

名付けて「まぼろしのカエル事件」。マガーク少年探偵団の捜査が始まった。

7歳の少年ベラとマガークたちの頭脳戦、心理戦に読み応えがあり、ハンガリー出身のベラは「吸血鬼」や「オオカミ男」ならぬ「カエル人間」なのかと思う場面も。ネタを明かせば最後はペットとして飼っていた「キューバ・ツリー・フロッグ(Cuban Tree Frog/学名Osteopilus septentrionalis) へのベラの愛情があったのでした。

本種は国立環境研究所の侵入生物データベースによれば、元々はキューバ、ケイマン諸島、バハマ諸島などに分布していたアマガエル科のカエルだが、ある時期に米国フロリダにヤシ類の輸送に伴って持ち込まれたという。アマガエルとしては大きく、オスは最大で9㎝、メスは14㎝にもなる。鳴き声が大きく、口に入るものは昆虫からトカゲ類、他のカエル類、鳥類のヒナなど何でも食べる。

目はクリッとしてかわいいが、クランツ夫人から“ものすごいカエル”ではないかと怖れられただけはある。本作の中でこのカエルは、「シュシナクアアアルアラアアルアラアアルナアアルアグラアアルク!」と鳴いています。「るてえる びる もれとりり がいく。……」と詩集『ごびらっふの独白』を蛙語で書いた草野心平なら理解できたかもしれないと思いました。

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童話『にっこりいけのヒキガエル』(金の星社)/豊かな自然観察から生まれた物語

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『にっこりいけのヒキガエル』ソーントン・バージェス作 田谷多枝子訳 赤星亮衛絵

この童話は1972年に、田谷多枝子/訳、赤星亮衛/絵 で出版されたアメリカ人作家ソーントン・バージェス(1874-1965)原作の童話です。

ヒキガエルが中心になって物語が展開する童話といえば、『たのしい川べ(原題『THE WIND IN THE WILLOWS』)を書いたイギリス人作家のケネス・グレアム(1859ー1932)の方が日本ではよく知られているかもしれません。

二人はほぼ同時代を生きて、どちらもヒキガエルが登場する作品を出版しています。グレアムの場合は、日本語で「ヒキガエル氏」、バージェスは「ヒキガエルのじいさま」を登場させているのですが、どちらのヒキガエルもいばりんぼうでわがままな性格なので、同じ水辺に棲息する生きもののなかまたちを困らせることで物語は展開していきます。

また、両作品とも、それぞれの作者が父親として幼い息子のためにグレアムは語って聞かせ、バージェスは手紙に書いて伝えることから楽しいヒキガエルの物語が生まれています。

大きな違いがあるとしたら、バージェスの書いた『にっこりいけのヒキガエル』の方が、幼い頃から好きだった自然観察をもとにヒキガエルの生態がよりリアルに描かれているのではないかと感じられます。

たとえば、普段はさえないヒキガエルのじいさまが、春になるとにっこりいけですてきなコーラスを聞かせ繁殖活動をしてたくさんのオタマジャクシ、そしてチビガエルを誕生させていること、動きがにぶく見えるヒキガエルのじいさまが虫を食べるときは他の動物とちがって口の中の先の方についている舌を使って、舌先のねばっこい部分に虫を付着させてのどの奥まですばやく運ぶスゴワザを見せること、その他、衣替え(脱皮)をすることもあれば、うしろ足で土を掘ってその場からあっという間に姿を消してしまうこともあることなど、「ピーターうさぎ」や「スカンクのジミー」といった異なる種の動物の視点から興味津々(きょうみしんしん)に語られています。

カエル(かえるのジェレミー・フィッシャー)やヒキガエル(ジャクソンさん)を物語に登場させた作家には、「ピーターラビット」シリーズで知られるイギリスのビアトリクス・ポター(1866ー1943)もいます。19世紀後半から20世紀にかけて、欧米社会から人間界と自然界をつなぐようなすばらしい物語が生まれ、そこではカエルがとても大切なことを伝える役割を果たしています。

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絵本『あだなはかっぱかっぱっぱ』(アリス館)/カエルグッズに「葉乗り蛙」が多い理由

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絵本作家のこやま峰子、画家の渡辺あきおによる絵本『あだなはかっぱかっぱっぱ』(アリス館1988年発行)の中で、「かっぱ」というあだ名をつけられたのは誰でしょう?

この絵本では照りつける太陽の下でぐったりしている「はっぱ」が登場します。はっぱは、池ですいすい泳ぐトノサマガエルがうらやましくなり、自分も泳いでみたくて池に飛び込みます。でも泳ぎ方を知らなかったので溺れそうになり、トノサマガエルに助けられます。その後はトノサマガエルの指導のもとに水練をして、「かっぱ」とあだ名されるほどに。

ストーリーはとてもシンプルですが、「はっぱ」が「かっぱ」になるまでにカエルがとても大事な役割を果たしています。カエルグッズを集めていると、「葉っぱに乗ったカエル」はカエルグッズのひとつのカテゴリ―になっていることに気づきます。この一冊には葉っぱとカエルの関係がやさしい色調の絵と、こどもさんのためにわかりやすい文章で表現されていて、カエルグッズに葉乗りガエルが多い理由がわかったような気がしました。カエルとはっぱはお友達なんですね。

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絵本『さばくのカエル』(松井孝爾 文・絵 新日本出版社)/オーストラリアの砂漠に棲むカエルたち

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生物学者、松井孝爾(まついたかじ/1925—2014)氏が1993年に出版した絵本『さばくのカエル』(新日本出版社)。松井氏は1970年代より『カエルの世界』(平凡社カラー新書)、『あまがえるのてんきよほう』(新日本出版社)、『カエルの不思議発見「四六のガマ」の科学』(講談社)などのカエルに関する本を出版し、カエルのイラストも描きました。

本書『さばくのカエル』(新日本動物植物えほんⅡー⑨)も文と絵のどちらも松井氏によるもの。オーストラリアに分布しているカエルについて紹介している科学絵本で、特に表紙にも描いているミズタメガエルのユニークな生態を絵本の中でわかりやすく説明しています。

普段は砂漠の赤い土の下でじっとしているミズタメガエルは1年に数回あるかないかの雨の日に地上に現れて、繁殖活動、捕食、そして貯水まで一気に行います。ミズタメガエルはその名前の由来でもある、たくさんの水を貯めることができるからだのしくみをもっています。体に貯めたその水をアボリジニーの人々がのどの渇きをうるおす飲み水にしていた話も知られています。人間に水を分け与えても、土の中でほんの少しの地下水を貯め、いよいよ水が不足して体が乾きそうになると自分の体から分泌するねばねばしたもので体を包んで乾燥を防ぎます。

その他、ミズタメガエル同様普段は地面に掘った土の中で生活し、雨が降った後にできた水たまりで短い時間にオタマジャクシからカエルになるカトリックガエルも紹介されています。カトリックガエル(学名Notaden bennettii 英名Catholic frog)は、オーストラリアガエル科カトリックガエル属のカエルで、警告色である背中の十字架模様が特徴です。

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絵本『ふるいけおんがくかい』(奥山多恵子 作 福音館書店こどものとも531号)/カエルとてるてるぼうずがタッグを組むと

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盛夏、各地の水辺ではカエルたちが音楽会を開いているかのように鳴いている頃。ただ最近の激しい気象現象が水田にも大きな影響を及ぼしているなか、そこに暮らすカエルたちがどうしているかも気になります。

絵本作家、奥山多恵子さんの絵本『ふるいけおんがくかい』(福音館書店 2000年刊行)には「てるてるぼうず」が登場します。「あした天気にしておくれ」の願いを叶えられなかったために捨てられたたくさんのてるてるぼうずが川を流れてきて、カエルの「ちかつん」と「ぐずびん」に助けられます。そして2匹のカエルたちはその夜、ふるいけで開催される音楽会にてるてるぼうずたちを招待します。

カエルの世界が描かれた絵本では音楽会のシーンがよく見られます。カエルグッズを集めていても楽器を演奏したり歌を歌ったりしているカエルと出会うことは多く、カエルの表現に「音楽」は欠かせないものになっています。絵本の中で“参加する”音楽会も、どんなライブを聞かせてくれるのか楽しみになります。

この絵本でカエルたちは音楽会の主催者のようで、演奏するのは昆虫や爬虫類等々。かまきりさんやバッタさんの弦楽合奏、蟹(かに)さんのマリンバ演奏、かめばあさんのオーボエ演奏など、決して上手な演奏ではなさそうですが貴重なステージに違いありません。

ところで、晴れてほしいときに願いをかけるのが「てるてるぼうず」。ひと雨ほしいときに鳴いてほしいのがアマガエル。人間の力ではどうにもならない気候変化ですが、身近にいるカエルたちを観察して自然の動きに敏感になりたいものです。

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松本かえるまつりでは「“カエルかわいい”アンケートまつり」にご参加いただきありがとうございます。

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2025年の松本かえるまつりが6月8日(日)に開催され、100年カエル館は「“カエルかわいい”アンケートまつり」と題したアンケート調査で参加しました。アンケートでは、12枚のパネル1枚ごとに1点「かわいい!」と思うカエルグッズ等の画像、計120点のうち12点を選んでいただきました。3歳のお子さんから80代の方まで皆さん真剣なまなざしで取り組んでくださったことに感動いたしました。

昨年のかえるまつりはあいにく大雨だったので、「カエルアートマン」カードを販売した私たちは商品のカードがぬれないように焼きそば用のパッケージに入れて販売したのですが、逆にお祭りらしさの演出にもなりました。今年のかえるまつりは梅雨入り前日の晴天に恵まれてメイン会場の縄手通り商店街からたくさんの方がアンケート会場にも来てくださいました。今回はパネルの前に置くエンピツ入れにたこ焼き用の舟皿を設置しました。

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会場では10点のカエルアートマン(柴田まさるさんのスケッチ画)もご覧いただきました。

アンケートにトライしてくださった皆様、松本かえるまつり実行委員会様をはじめご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。このアンケート調査の結果を含め私たちはカエルとカエルグッズを通して「かわいい」についての研究を進めていきます。その成果は発行物等で発表したいと思っております。

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アンケート会場となった「中町・蔵シック館」。アンケートにご協力いただいたお礼に100年カエル館miniBOOKをプレゼントいたしました。

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2025年6月8日松本かえるまつりで、100年カエル館は「カエルかわいいアンケートまつり」を開催します。カエルアートマンの原画10点の展示もご覧いただけます。

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100年カエル館miniBOOK(非売品)

今年2025年の松本かえるまつりは6月8日(日)に開催されます。100年カエル館は会場近くにある中町・蔵シック館にて「カエルかわいいアンケートまつり」を実施いたします。300名様まで。

アンケートの内容は、昨年100年カエル館の展示イベントで紹介した「カエルアートマン」(柴田まさる画)の画像20点と同館所蔵のカエルグッズ100点の画像の中からパネルごとに1点ずつ合計12点、「かわいい」と感じるカエルを選んでいただきます。

日時:2025年6月8日(日) 10:00~15:00

場所:中町・蔵シック館(〒390⁻0811 長野県松本市中央2⁻9⁻15)

◎ご回答の方に100年カエル館miniBOOK(B6版・16Pカラー)を差し上げます。同BOOKは、100年カエル館の活動を通してカエル好き100年の歩みを一冊にまとめました。

◎会場ではカエルアートマンのうちの10人(長野県に生息するカエルを中心にした種から生まれたカエルアートマンたち)のスケッチ画を展示いたします。松本かえるまつりでカエルアートマンは、昨年と一昨年にポストカードを販売しました。昨年は雨だったのでぬれないようにカードを焼きそば用のパックに入れて販売しました。その中から展示するのは、1号(ツチガエル)、2号(ヤマアカガエル)、3号(ニホンアマガエル)、4号(ハロウエルアマガエル)、5号(アズマヒキガエル)、6号(トノサマガエル)、8号(ウシガエル)、11号(トウキョウダルマガエル)、13号(カジカガエル)、15号(タゴガエル)の10点です。

ご参加をお待ちいたしております。

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絵本『がまくん かろくん』(馬場のぼる作 こぐま社刊)

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20世紀後半に活躍した漫画家で絵本作家の馬場のぼる(1927ー2001)の絵本に「がまくん かろくん」(2000年 こぐま社)があります。がまくんは名前や茶色の体色からヒキガエルの仲間ではないかと想像できます。かろくんは緑色なのでモリアオガエルなどのアオガエル類や二ホンアマガエルなどのアマガエル類でしょうか。

かろくんはがまくんが「カエルなのに泳げない」ことに同情して、泳げるようになるまであれこれアイデアを出してつき合います。作者本人のことばによれば、これは「泳げないがまくんと、それをだまってはみておれないかろくんの熱き友情物語」。馬場さんが亡くなる前年に出版した絵本ですが、人間世界においても「がまくんとかろくんたちのような間柄になれたらなあ。」という願いを込めて創作したストーリーだそうです。

同じカエル類でも天敵から逃げるときにジャンプしたり、水の中に飛び込んでスイスイ泳いでいくカエルに比べ、ヒキガエルの場合、ノソノソ地面をはって歩く姿が印象的で泳ぎは上手でないかもしれません。そんな自然界のカエルの事情も感じながら、個人的には子どもの頃初めて泳ぐことができたり、自転車に乗れるようになったりしたことを思い出しました。

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現在、山形美術館で「まるごと馬場のぼる展」が5月25日まで開催されています。『11ぴきのねこ』シリーズで知られる絵本作家、馬場のぼる。その代表的な漫画や原画、50年間描きためた秘蔵のスケッチブック、絵画や立体作品など、その創作世界をまるごと楽しめる展覧会です。

『がまくん かろくん』の原画は展示されていませんが、松岡享子作・馬場のぼる絵による「かえる」ならではのことばあそび絵本『かえるがみえる』(1975年 こぐま社)の色校用リトグラフが4点展示されています。

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まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだニャゴ!

会場:山形美術館

会期:4月11日(金)~5月25日(日)月曜休館

www.yamagata-art-museum.or.jp

 

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