カエ~ル大学からのお知らせ

Blog ブログ「コトバデフリカエル」で「カエル白書Vol.3」の配信始めました。

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■「絵本の中に“生息する”カエルたち/カエルの絵本を通してカエルが生息する自然やカエルの生物的特徴を知る」

■「絵本の中に“生息する”カエルたち/民話を基にしたカエルの絵本」

■2019年開催「100年カエル館のときめくカエルアート図鑑」展報告

■日本両生類研究会の20周年記念誌『両生類に魅せられて』の紹介

■自然とカエルに関する動向特別寄稿

■私のカエルライフ

がアップされています。下記よりお楽しみください。

http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

 

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100年カエル館東京ギャラリーにて「世界のカエルーTOKYO2020前夜祭のカエルたち」展のご案内とカエ~ル大学2019最終講座のご報告

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 東京足立区善立寺内にある100年カエル館東京ギャラリーでは、ケース3台でテーマに合わせたカエルグッズを展示し年に2回展示替えをしています。今年2019年11月23日からは来年2020年の東京オリンピックを記念して「世界のカエルーTOKYO2020前夜祭のカエルたち」をテーマにした展示をご覧いただいています(写真)。

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 すべての国のカエルグッズを紹介することはできませんが、ケース3台を「アジア大陸」「ヨーロッパ大陸」「アメリカ大陸」に分け、各大陸に位置する国々約20ヶ国のカエルグッズを展示しました。展示説明には各国のカエルの代表選手ともいえるカエルの種名とTOKYO2020でも期待される各国の注目競技を記載しましたので、カエルを通してオリンピックの気分を楽しんでいただくとともに、地球上で大陸ごと、国ごとにさまざまなカエルが生息していて、人とかかわり人の手によっていろいろなカエルグッズがつくられていることを感じていただければと思っています。

 展示替えをした11月23日は秋雨の降る寒い1日でしたが、午後からカエ~ル大学2019の第4回講座を行いました(写真)。今年100年カエル館は福島県立博物館で「100年カエル館のときめくカエルアート図鑑」展を開催し、故柴田まさるさんの作品を紹介しました。そのとき作成したカエルアート座標軸(写真トップ)をもとに柴田さんの創作のルーツになっていたのではと想像できる美術ジャンルについて、美術史に登場するカエルたちとのつながりに着目して解説いたしました。

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 また、出席してくださった学生の皆さんからは今年出会ったカエルにかかわるモノやコトについていろいろとお話いただきました。お話はお住まいの地域のカエルの話から、全国のカエルスポット、海外でのカエルとの出会いまで、まさに2020年のオリンピックイヤーに向けてカエルもジャンプしたくなる情報で盛り上がりました。これからカエ~ル大学は『カエル白書』Vol.3の編集を進めて参ります。

 今年は第1回の講座を松本かえるまつりで開催させていただきました。ご聴講いただいた皆様、そして学生さんをはじめカエ~ル大学にご関心をいただいた皆さまに心から感謝いたします。カエ~ル大学は来年4年目の学生募集をさせていただきます。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

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第18回松本かえるまつりに参加いたしました。

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 6月22日(土)に令和最初の松本かえるまつりに参加いたしました。今年で18回目となる松本かえるまつりは、平成の半分以上にわたって毎年開催されてきたことになり、テーマも今年は「平成をふりカエル!」。私たちも第1回、第10回、第16回、そして今回とこれまで4回、出店とカエルについていろいろとお話する機会をいただきました。そうして改めて平成を松本かえるまつりとともにふりカエルと、地域に根ざしたお祭りが新しい時代に益々求められていく様子に立ち会ったような“時めき”を感じました。

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 いろいろな出会いもありました。今回、出店ブースに立っていると、ひとりの女性が私を訪ねてくれました。彼女とはかれこれ30年ほど前(ということはまさに平成の初め頃)、「ケロヨンのお弁当箱」がとりもつ縁がありました。当時ある研究所で仕事をしていた私は、学生アルバイトだった彼女がケロヨンの描かれたお弁当箱でお昼を食べている姿を見て「もし私がカエルグッズの博物館をつくったら寄贈してね」などと図々しくもお願いしていたのでした。その話を覚えていた彼女との再会でした。

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 カエ~ル大学講座は四柱神社の斎館で実施しました。講座のテーマは「日本各地でガマ仙人に会いたい!」。カエルのモノを集めているとそのコレクションの中に発見することがある「ガマ仙人」ものや、その関連品としての「三足のカエル」。少しずつ「蝦蟇仙人(がませんにん)」について調べてみると、各地の美術館に収蔵されてる絵画、もしくは寺社彫刻や祭りの山車の装飾に潜んでいる「蝦蟇仙人」が意外に多いことに気づかされました。松本を含む長野県にも多く、長野、愛知、北陸で見られる寺社建築や山車に施された「蝦蟇仙人」は松本深志神社の神職の小林義幸さんのご協力を得て画像を紹介させていただきました。

 美術館では、7月2日(火)~8月17日(土)に京都文化博物館で開催される「横山崋山展」で曾我蕭白(1730-1781)とその絵を見て育ち影響を受けた横山崋山(1781/4-1837)、2人の天才絵師の「蝦蟇仙人図」が展示されるので紹介いたしました(協力:日本経済新聞社文化事業局大阪文化事業部)。また、現代「蝦蟇仙人」を表現しているアーティストとして、前田康成さんの作品(画像)と石野善浩さんの作品(実物)をご覧いただきました。

 カエ~ル大学では、日本でカエルが縁起がいいと云われる理由を座標軸をつくって分析する試みを行っていますが、その中に「蝦蟇仙人」を位置づけてみるとその理由がより明らかになるのではないかと思っています。

 松本かえるまつりの1日を100年カエル館の出店と、カエ~ル大学講座を通して多くの人とふれ合うことができましたこと、山本さんご夫妻をはじめかえるまつり実行委員会様、講座のサポートをしてくださった仕事人・信州大学の学生さん、パントマイムのケイスケさんに改めて感謝申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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「カエル白書Vol.2」の完成とカエ~ル大学2019の学生募集のお知らせ

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100年カエル館の再開を機に開設したカエ~ル大学はおかげさまで2期目が修了し、このたび「カエル白書Vol.2」を発行することができました。学生の皆様から少しずつ感想なども届いております。

カエ~ル大学は2019年の学生募集を開始いたしました。詳しくは100年カエル館HPをご覧いただきたくどうぞよろしくお願いいたします。

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■100年カエル館のカエル化身度チェックと2019年のカエ~ル大学について

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◆2002年に開催した「京都に・恋し・カエル」展の様子

◇あわただしい師走の終わりが見え、いよいよ新しい年へとキリカエル時期となりました。カエ~ル大学は、現在、『カエル白書NO.2』の編集作業に入っております。

◇今回もカエ~ル大学の学生の皆さんから寄稿いただきました。今年出会った「カエル」についての皆さんの文章からは、「カエル」に対する並々ならぬ愛情、「カエル」を求める体験から得たことの素晴らしさ、そしてそれを表現する感性の豊かさが心に響きました。

◇今年、100年カエル館は、7月の「カエルアートミュージアム」展、8月から開始した「岩澤久彰コレクション展」、そして9月22日に日本両生類研究会との共催による「第20回両生類自然史フォーラム」を開催しました。『カエル白書NO.2』では、その報告をいたします。カエ~ル大学2018の講座の内容、100年カエル館東京ギャラリーでの展示の様子もお伝えいたします。

◇100年カエル館が生まれる前のことですが、2002年に当時六本木アークヒルズにあった、京都市の観光物産のための施設「京都館」で、「京都に・恋し・カエル」展及び「京都の美術史に登場するカエルたち」(写真)を開催したのが「カエル」に関するイベントを始めたきっかけになりました。

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◇その京都館でのカエルのイベントのときに行ったのが、ご覧いただいている「カエル化身度チェック」でした。今回、カエ~ル大学の学生さんのなかにも当時これにトライしてくださった方がいて、奇遇にも長いつきあいになっていると思うと驚きでした。このブログをご覧いただいる方のなかにもいらっしゃったらうれしいです。

◇新年からはカエ~ル大学2019の学生募集を開始いたします。また2019年の100年カエル館の開館予定も決まりしだいお知らせしたいと思います。寒波が押し寄せて来ていますので、くれぐれもお体に気をつけてよいお年をお迎えください。カエル好きの皆様にとって、来年もすばらしい「カエル年」でありますように。

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※2018年の100年カエル館(福島県喜多方市)の開館は終了いたしました。ご来館いただき誠にありがとうございました。

※2018年のカエ~ル大学講座は終了いたしました。

※カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。講座は終了いたしましたが、年明けに「カエル白書NO.2」をお送りいたします。

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

セイで時代をふりかえるサイトです。

「The 100-year frog collection museum」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/froggy_museum/ ※英文のサイトです。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

※「カエルタイムズ」1号から10号の内容を収載した『カエラーたちのつぶやき』は100年カエル館HPから応募フォームでご購入いただけます。

価格 1512円(税込・送料無料)

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■カエ~ル大学2018最終講座でカエルが登場する絵本についてお話しました。

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2018年のカエ~ル大学は、11月17日土曜日に最終講座を行い、『カエル白書Vol.2』の発行を残すのみとなりました。学生の皆様をはじめ講座にご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。現在、学生の皆様には、メールにて『カエル白書』へのご寄稿をお願いしております。今年出会ったカエルに関することについて書いていただければと思います。お待ちしております。
今年の最終講座は、100年カエル館東京ギャラリー(足立善立寺内)で開催している「絵本の中のカエルたち」展に合わせて、カエルが登場する絵本を紹介しました。絵本や童話に描かれたカエルについては、イソップ童話からアーノルド・ローベルの『がまくんとかえるくん』まで、欧米の名作童話を時系列的に紹介することを「カエルタイムズ」や100年カエル館の展示などで試みてきました。
100年カエル館には他にも、1970年代以降に出版された絵本の中に主役、脇役を問わずカエルが登場する本が集まっています。その中から今回は特に自然や生物学的情報が反映されている“カエルの絵本”を20冊ほど紹介しました。
カエルの場合、主な「棲息地」として池や沼や川が物語の舞台になっていることがあります。たとえば、「ひょうたんぬま」(『10+1ぴきのかえる』や「ちろりん川」(『かえるのべんとうや』)の近くにカエルが住んでいます。そうした絵本の表紙の見返しには見開きでその周辺の地図が描かれていることがあります。この地図を眺めているだけでカエルさんたちの生活が想像できて楽しい気分になります。そういえば、イギリスのケネス・グレアムの童話『たのしい川べ』でも挿絵を描いたE.H.シェパードが見返しにヒキガエル氏のお屋敷もある「たのしい川べ」の地図を描いていました。カエルが登場する絵本に地図が描かれる源流が『たのしい川べ』にあるといえるかもしれません。
絵本のカエルは『がまくんとかえるくん』にも見られるように、「種類」の違いでキャラクターが描き分けられることもあります。「鳴く」「跳ぶ」といったカエルらしさを表現するのに特徴的な行動は、物語の中でキャラクターをいきいきと描き出すのに適しています。
また、卵からオタマジャクシ、カエルへと姿形を変える「変態」や、「冬眠」に見られるような季節変化に応じたカエルの生活行動は、ファンタジックなストーリー展開につながっているようです。その一方で、自然界の生態系ピラミッドの中間に位置するカエルは、自分より大きい動物(天敵)と小さい動物(捕食する虫など)との関係がスリリングな場面をもたらし、絵本のページを繰るどきどき感につながっていると思えました。
ご参加の皆さんからもいろいろな絵本を紹介していただき、絵本を通してカエルのことを知る、もしくはカエルを通して絵本の魅力を知るといったことができるのではないかと思い、来年もまた講座のテーマに取り上げてみたいと思いました。

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※2018年の100年カエル館(福島県喜多方市)の開館は終了いたしました。ご来館いただき誠にありがとうございました。

※2018年のカエ~ル大学講座は終了いたしました。

※カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。講座は終了いたしましたが、年明けに「カエル白書NO.2」をお送りいたします。

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

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■カエ~ル大学2018第3回講座で会津のカエルスポットについてお話しました。

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 会津が紅葉の見頃になる前に、100年カエル館の今年2018年の開館シーズンが終わりました。そして、10月13日土曜日には、写真のようにカエ~ル大学2018の第3回講座を実施しました。テーマは「会津のカエルスポット」。会津出身といっても会津の歴史に詳しい訳ではないのですが、いま、「カエル」を通して会津という土地やその歴史について調べてみると、改めて気づかされることがあります。
 9月22日の両生類自然史フォーラムでは、記念講演をしてくださった国立科学博物館分子生物多様性研究資料センターの吉川夏彦さんから「会津は両生類の宝庫である」というお話がありました。会津は日本の西や南から上がってきた両生類の分布域の北限になり、東北から下ってきた両生類にとっては南限に当たることで、両生類の進化や歴史を知る上でとても興味深いところだそうです。
 それは人間の歴史に照らし合わせても何かつながりがあるように思えて、特に自然との関わりのなかから生まれたともいえる日本の創生神話に登場するカエルや、カエルが日本の歴史や文化の中でどんなシンボルとして捉えられてきたかを考える上でもとてもインスパイアされる内容でした。今回のように「会津のカエルスポット」の探索を試みたとき、会津という場所の意味をカエルで掘り起こしてゆくことの可能性を感じることができました。
 今年、会津では戊辰150年の行事がいろいろと執り行われました。そして、さらに長い歴史をふり返れば、カエル(両生類)が何万年も前に、吉川さんが講演で語られた「会津は東西の勢力のせめぎ合う場所」だったとしたら、その自然史が人間の歴史を改めてひも解くきっかけを与えてくれるのではないかと思いました。
 カエ~ル大学は、11月17日(土)に2018年の最終講座を善立寺(東京・足立区)で行います。講座は、私自身が考えている仮説的なお話をさせていただき、参加者の皆さんにも各回のテーマやテーマ以外のカエルについて語り合うかたちで進めさせていただいています。17日のテーマは「絵本に登場するカエルたち」。同時に善立寺内の100年カエル館東京ギャラリーでは絵本とカエルに関する展示もご覧いただけます(写真)ので、ぜひ足をお運びください。
 
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<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※2018年の100年カエル館(福島県喜多方市)の開館は終了いたしました。ご来館いただき誠にありがとうございました。

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

※カエ~ル大学講座は会員(学生)以外は各講座500円で聴講いただけます。

<第4回2018年カエ~ル大学講座>

テーマ : 「絵本の中に棲息するカエルたち」

 日時  : 11月17日(土) 午後2時~ 

場所  : 足立善立寺

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

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「The 100-year frog collection museum」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/froggy_museum/ ※英文のサイトです。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

※「カエルタイムズ」1号から10号の内容を収載した『カエラーたちのつぶやき』は100年カエル館HPから応募フォームでご購入いただけます。

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■カエ~ル大学2018第2回講座で岩澤久彰コレクションについてお話しました。

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猛暑に始まって、終盤は台風の影響もあってかなり気温が下がった今年の会津のお盆休み。100年カエル館では、特別展「岩澤久彰コレクション展」がスタートしました。
同展は8月7日にこのブログでも告知させていただいたように、岩澤先生が集められた骨董を中心としたカエルを展示しています。写真1点目のような煙管(きせる)入れと煙草入れがセットになった古い喫煙具のカエルもご覧いただいています。
8月18日にはカエ~ル大学2018の第2回目の講座として、今回の展示から浮かび上がる岩澤先生とカエルについてお話させていただきました。写真2点目がその様子で、即興劇にトライしているわけではなく講座を行っているところです。蝦蟇仙人を表現した掛図や根付も展示していますが、今回、展示の準備をしながら岩澤先生と蝦蟇仙人について私なりの発見がありそんなお話もさせていただきました。
岩澤先生が創設した日本両生類研究会と100年カエル館の共催による、喜多方プラザ文化センターでの「第20回両生類自然史フォーラム」の実施が1ヶ月後の9月22日(土)と迫って参りました。その翌日の23日の午後1時~4時は100年カエル館を開館しておりますので、特別展と常設展を観にぜひ足をお運びいただきたくお待ちしております。

日本両生類研究会・100年カエル館共催「第20回両生類自然史フォーラム」

日時 : 2018年9月22日(土) 

     13:00~16:00

会場 : 喜多方プラザ文化センター視聴覚室 〒966-0094福島県喜多方市字押切2-1

定員50名(無料・申込み制)申込み受付 2018年7月20日より

※下記電話にてお申し込み下さい。

TEL.048-838-7360(受付時間9時~17時)

<プログラム>

12:00~ 受付                             13:00  開会

【基調講演】演目「日本の両生類の現状、オオサンショウウオとヒキガエルについて」演者 桑原一司(日本オオサンショウウオの会会長)13:40 【特別講演】演目「福島県の両生類、東西の勢力がせめぎ合う場所・会津」演者 吉川夏彦(国立科学博物館分子生物多様性研究資料センター)トークセッション 一般講演

17:00 終了

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100年カエル館特別展「岩澤久彰コレクション展」

会期 : 2018年 8月12日(日)~19日(日)

        10月 5日 (金)~14日(日)

        ※フォーラムの翌日9月23日(日・祝)は開館いたします。

開館時間 : 13:00~16:00 

入館料  : 500円(小中高生100円)

会場   : 100年カエル館 〒966-0096 福島県喜多方市字押切南2-6

お問い合わせ:有限会社ケーアンドケー(100年カエル館)TEL.048-838-7360 FAX.048-711-5175

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2018年これからの100年カエル館開館日>

●喜多方「蔵の町アート・ぶらり~」開館/105日(金)~1014日(日)

特別展「岩澤久彰コレクション展」を開催しています。

2018年のカエ~ル大学講座日程>

●第1回 4月21日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:明治150年とジャポニスム、そしてカエル/カエル文化の流れが大きく変わった150年前について 終了しました。

●第2回 8月18日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:カエル博士故岩澤久彰コレクションから見えること/今年の100年カエル館の特別展「岩澤久彰コレクション展」のギャラリートークとして

終了しました。

●第3回 1013日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:会津のカエルスポット/戊辰150年の会津で巡るカエルスポット案内          

●第4回 1117日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:絵本の中に棲息するカエルたち/日本や世界の絵本に見られるカエルたちを紹介します

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

※カエ~ル大学講座は会員(学生)の方でなくても各講座500円で聴講いただけます。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

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『カエル白書』が完成しました。

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2017年のカエ~ル大学『カエル白書Vol.1』が完成しました。巻頭では、100年カエル館を立ち上げる以前の1998年から始まる、私たちの20年間のカエルにかかわる活動歴を掲載しています。たとえば2002年には当時アークヒルズにあった京都市のアンテナショップ「京都館」で「京都に恋しカエル展」を開催しました。バーナード・リーチの蛙が描かれた絵皿など京都とゆかりのある美術品やパネルの展示を「京都の美術史に登場したカエルたち」として紹介しました。このブログを読んでくださっている皆さんで、ご覧いただいた方がいらっしゃったらうれしいです。

2004年に100年カエル館を創設してからは、100年カエル館として「カエルタイムズ」の発行、国際カエル年(2008年)のときのイベント、恩賜上野動物園で開催したけろけろけろっぴやケロロ軍曹、フロッグスタイルが登場したシンポジウムの企画、2009年に100年カエル館の施設は一旦休館するものの、2011年の福島県立博物館での「喜多方『100年カエル館』コレクション展」の共催、また、足立区の善立寺に開設した「100年カエル館東京ギャラリー」を中心にカエルグッズやカエルの文化的な側面にスポットを当てたイベントを行ってきました。

喜多方市の100年カエル館を再開した2016年は同時に、それまでWeb上に開設していた「カエ~ル大学」をスタートさせました。昨年2017年はその第一期として年4回の講座を実施。『カエル白書』は毎年発行するカエ~ル大学の1年間の報告書となります。実際に行った講座や展示イベントを紹介しながらカエルを通して新たな学びの領域の可能性を見出せれば興味深いと思っています。たとえば、Vol.1でも「比較カエル学」や「カエル文化史」、座標軸による人とカエルの関係の分析など、カエルについて考えることのおもしろさを発見するための研究分野や研究方法について書いています。今後さらに深めていきたいと思っています。

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<100年カエル館情報>

※2018年の開館につきましてはサイト上でお知らせいたしますので何卒よろしくお願いいたします。

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

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■カエ~ル大学学生の皆様へ「カエル白書Vol.1」が校了になりました。

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カエ~ル大学の皆様、「カエル白書」の発行が遅くなっておりましたがようやく校了になりました。これから校正、印刷に入りますので、お手許に届くまでもう少しお待ちいただきたくどうぞよろしくお願いいたします。

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<100年カエル館情報>

※2017年の開館は終了いたしました。ありがとうございました。2018年の開館につきましてはサイト上でお知らせいたしますので何卒よろしくお願いいたします。

※カエ~ル大学への入学(入会)は随時受け付けておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

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カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

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