
2017年のカエ~ル大学『カエル白書Vol.1』が完成しました。巻頭では、100年カエル館を立ち上げる以前の1998年から始まる、私たちの20年間のカエルにかかわる活動歴を掲載しています。たとえば2002年には当時アークヒルズにあった京都市のアンテナショップ「京都館」で「京都に恋しカエル展」を開催しました。バーナード・リーチの蛙が描かれた絵皿など京都とゆかりのある美術品やパネルの展示を「京都の美術史に登場したカエルたち」として紹介しました。このブログを読んでくださっている皆さんで、ご覧いただいた方がいらっしゃったらうれしいです。
2004年に100年カエル館を創設してからは、100年カエル館として「カエルタイムズ」の発行、国際カエル年(2008年)のときのイベント、恩賜上野動物園で開催したけろけろけろっぴやケロロ軍曹、フロッグスタイルが登場したシンポジウムの企画、2009年に100年カエル館の施設は一旦休館するものの、2011年の福島県立博物館での「喜多方『100年カエル館』コレクション展」の共催、また、足立区の善立寺に開設した「100年カエル館東京ギャラリー」を中心にカエルグッズやカエルの文化的な側面にスポットを当てたイベントを行ってきました。
喜多方市の100年カエル館を再開した2016年は同時に、それまでWeb上に開設していた「カエ~ル大学」をスタートさせました。昨年2017年はその第一期として年4回の講座を実施。『カエル白書』は毎年発行するカエ~ル大学の1年間の報告書となります。実際に行った講座や展示イベントを紹介しながらカエルを通して新たな学びの領域の可能性を見出せれば興味深いと思っています。たとえば、Vol.1でも「比較カエル学」や「カエル文化史」、座標軸による人とカエルの関係の分析など、カエルについて考えることのおもしろさを発見するための研究分野や研究方法について書いています。今後さらに深めていきたいと思っています。
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<100年カエル館情報>
※2018年の開館につきましてはサイト上でお知らせいたしますので何卒よろしくお願いいたします。
※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。
場所 : 100年カエル館
〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6
(旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)
開館時間 : 午後1時~午後4時
入館料 : 大人 500円 小中高生 100円
お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)
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<関連サイト>
「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ
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カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html
※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。
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