季節の贈り物

東京タワーでかえるのピクルスに出会う

20220609

今年(2022年)は関東が本州でもっとも早く梅雨入りしたそうですが、そんな雨の季節の6月9日に東京タワーの展望台に昇る機会がありました。そこでなんと、待ち合わせたわけではないのに迎えてくれたのは『かえるのピクルス』。

今年の1月から2月にかけて『かえるのピクルスーきもちのいろ』と題した、「BAY HOTEL 東京浜松町」×『かえるのピクルス』×「東京タワー」の3社共同コラボレーション企画が行われました。BAY HOTEL東京浜松町では、宿泊特典付きの「ピクルスルーム」が販売され、ピクルスの限定グッズもいろいろ販売されました。そして、東京タワーのメインデッキにはピクルスのフォトスポット(写真)が設置されました。

そのコラボ企画が再び実施され、この展望台フォトスポットは7月3日まで設置されています。

『かえるのピクルス』といえば、亀戸ならぬ自称フランスのqua mei dou(クワ・メイ・ドウ)出身。東京タワーを「クワ・メイ・ドウ」タワーと間違えてやってきた想定ということでした。

6月9日は梅雨時らしい曇天の東京の空。でも、どんなときでもニッコリ愛らしいピクルスでした。

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「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

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※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

 

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■2017年6月、京都のホテルにカエル

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2017年も各地で梅雨入りが話題になり始めました。じとじと、じめじめ、どちらかというと敬遠される季節ですが、最近は逆にこのレイニーシーズンを楽しみたいと思う人たちも増えています。雨が降ると元気に鳴き出すカエルたちはこの季節のシンボル的存在。とはいえ、昨今、都市部ではあまり見かけなくなりました。その代わりのように、街角や店舗空間のディスプレイのなかにカエルと出会う機会が多くなったのはカエル好きの気のせいでしょうか。

写真は、6月の初め京都のとあるホテルのロビーに展示されていた、折り紙による雨の季節のしつらえ。2匹の折り紙の蛙は今にも動き出しそうでした。京都には海外からもたくさんの観光客が訪れています。折り紙は手先が器用といわれる、日本人らしいおもてなし文化のひとつ。日本の最も親しみやすい手わざで、世界中に分布しているカエルを表現することはちょっとした国際交流の手段になりそうですね。

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100年カエル館2017年の8月以降の開館スケジュールは以下の通りです。

■8月11日(金・祝)~13日(日)/8月15日(火)~20日(日)

■9月23日(土・祝)~24日(日)/9月26日(火)~30日(土)

※9月23日は午後3時より、カエ~ル大学講座「美術館に棲息するカエルについて」を開催します。

■10月7日(土)~9日(月・祝)/10月11日(水)~18日(水)/10月28日(土)~29日(日)/10月31日(火)~11月5日(日)

※10月末から11月初めは100年カエル館の庭の紅葉がとてもきれいです。紅葉とカエル・コレクションを観にいらっしゃいませんか。

<100年カエル館情報>

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 03-3981-6985(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

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セイで時代をふりかえるサイトです。

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※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。

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※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。

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「フィガロジャポン」のなかで鳴いていたカジカガエル、ウシガエル

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 日々、“カエル”というフィルターのようなものを通してものを見るクセがついてしまったせいか、ファッション誌のページをめくっていてもカエルに関わることに目が留まってしまいます。「フィガロジャポン」2012年9月号の中に発見した“カエル”は、エッセイスト村上香住子さんの連載エッセイ「トマトの泪」に書かれていました。

 村上さんは長くフランスで暮して女性誌の特派員としてエッセイなどを書いてきた方ですが、現在は日本在住。そのエッセイで彼女は、文化の発信といえばフランスならパリ、日本なら東京のような大都会という思い込みはもう古いのではないかという視点を提示しています。具体的には、宮城県栗原市のさらに山奥の村にある古民家を活用したアートスペース「風の沢ミュージアム&ギャラリー」で行われている展示イベント(※)を観に行き、来場者が次から次へとやってくる様子を見て思いを新たにされたようです。他の地域でもそのような地方発信のカルチャーが勢いをもってきているようだ、と・・・。

 そして、そんな地方発信のカルチャーを盛り上げているのがカエル。エッセイでは次のように書かれていました。「~古民家の中で、カジカガエルとか、なんだかヘンな声で鳴くウシガエルの声をきき、最先端アートをみるのはなかなか新鮮な感覚だ。」

 私の活動の周辺でも、アートやカルチャー、サブカルチャーが自然(ネイチャー)と新たな関係性を築いて展開しているのを感じる今日この頃。カエルが新しい文化と関わる可能性を見せ、カエル自身が何やら面白いことを発信しはじめているようにも思えたのでした。

※開催されていたのはアーティスト本濃研太のダンボール彫刻展(2012年10月21日まで)

※写真は山と渓谷社の勝峰富雄氏が奥鬼怒で撮影したカジカガエルです。石の間に隠れています。(本文とは関係ありません。)

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秋の気配がする喜多方とカエル、そしてラーメン

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 先週末の2日間、喜多方に戻りました。9月とはいえ日中はまだまだ暑い会津盆地。現在は休館中の100年カエル館の庭では、夜間、秋の虫の声とともにアマガエルの鳴き声も聞こえ夏から秋への季節変化のコンサートのようでした。鳴いていたのはたぶん写真のアマガエルでしょう。今回の帰省では久しぶりに喜多方ラーメンも食べに行きました。とにかく喜多方にはいろんなラーメン屋さんがあるのですが、今回は比較的近いところで「菊水」というお蕎麦屋さんへ。喜多方ラーメンも出していて太麺と普通の麺が選べ、丁寧な出し汁のとり方に定評があるようです。天麩羅もおいしいですよ。入り口には写真のような石のカエルも迎えてくれてカエル好きの方もぜひ行ってみてください。

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梅雨時に幸せを運んでくるカエルからの贈り物

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 雨の季節を皆さんいかがお過ごしでしょうか。この季節はお菓子屋さんにいくと思いがけなくカエルのパッケージの詰め合わせと出合うことがあります。写真は大泉学園にある人気の洋菓子店「おだふじ」で見つけたフェルトのカエルさんです。クリスマスにお菓子がたくさん詰まっているものといえばサンタクロースの長靴ですが、この時期だって長靴と傘は大切なアイテム。そして幸せを運んでくるのはサンタクロースではなく、カエルさんということかもしれませんね。

 「おだふじ」は練馬区大泉学園の東映アニメーションギャラリーのすぐ近くにあります。練馬区はアニメの町。ど根性ガエルのピョン吉が地域限定の金券に起用されたこともあります。併せてお楽しみください。

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雨の季節にうれしい贈り物、陶芸のカエルが届きました

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関東地方も梅雨に入り、“かえるモード”で過すにはとてもいい季節になりました。カエルのモノづくりをしている方は発表の機会も多いのではないでしょうか。今日は、趣味で陶芸をされているT氏から3匹のカエルが届きましたのでご紹介します。定年後に陶芸を始めたTさん。カエルの作品も少しずつ変化してきて、今回の3匹は最新作。箸置きや楊枝立てにして食卓を飾るのにいい感じですね。

※カエルを制作されている皆さんの作品を紹介いたします。下記アドレスに作品の画像と簡単な説明をお送りください。 

vikki@room.ocn.ne.jp お待ちしております。

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京都で再会したカエル

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 毎年この季節、仕事で京都に伺います。そして時間があれば京都のどんなところにカエルグッズが潜んでいるか、“観察”するのが最近の楽しみです。清水寺に向かう清水坂から三年坂に折れて清水三年坂美術館に向かう。この美術館には同ブログやWebカエルタイムズでも紹介し、多くのカエル好きの注目を集めたカエル、幕末明治の金工師正阿弥勝義の作品「蓮葉に蛙皿」が所蔵されています。現在の常設展では見られませんが、公開される日程がわかれば同ブログでもご案内したいと思います。

    季節の演出はおてのものの京都では、この時期、カエルがいきいきとした姿でディスプレイされているのをよく見かけます。美術館にたどり着く前のショーウインドーに、見覚えのあるカエルがお香をくゆらせているのに足が止まりました。3月15日のこのブログにも登場した京都香老舗 松栄堂さんのカエルの香炉(写真下の右下)。そこは松栄堂産寧坂店でした。香りに誘われて移動する蛙のように、カエルが好きになると自然にカエルに導かれる。今の季節は特にそんなことが起こりやすいので、カエラーの皆さん、街に、旅に、思いのままに出かけてみませんか。

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A-Arkのサイトでの福島県立博物館での喜多方「100年カエル館」コレクション展の報告はこちらから  http://www.amphibianark.org

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カエルが耳に飛び込むハッピーな1年になりますように

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2012年、あけましておめでとうございます。

100年カエル館・カエ~ル大学より、新春を寿ぎ謹んでご挨拶申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

新年早々、テレビを見ていてもカエルが気になりました。何気なく見ていた旅番組で、昨年は講演のために訪れた「かえるまつり」の松本市ナワテ通りが紹介されていたり、ネットを中心に活躍しているジャーナリストの方がセイシェルを訪れる、世界の自然を紹介する番組では、最も興味深い生きものとしてセイシェル・ピグミー・フロッグという、世界で最も小さなカエルが映し出されたり、往年の落語の名人の高座を紹介する番組では、その弟子に当たる方がカエルの根付を持っていて、他にもカエルのものを蒐集しているという話をしていたり、今年も春から「カエル」が耳に飛び込む縁起のいいお正月になったと思っています。

今年も皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

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新年をムカエル仲間たちとともに感謝申し上げます

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カエ~ル大学の田中ケロヨシくんが、来年の干支と会津の縁起のいい郷土玩具、赤べこと起き上がりこぼし、そして今年ブログの画像で紹介したカエルグッズのなかでも特に人気の高かったカエルの人形とともに、今年1年をフリカエル思いを込めてBlogカエルタイムズを読んでくださった皆様に御礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年をお迎え下さい。

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サムライブルーの会津の空の下、カエルが鳴く

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会津は盆地なので、よくいわれるように夏暑くて冬は寒い。その分、春から初夏にかけてと秋の清々しさは格別である。空気の透明度が高いような気がする。そして、その空気が舞い動く風はとても心地いい。電車の窓から見た空は、山の稜線に沿って空気感が変わるのか、天然の青のグラデーションの趣きで、見飽きない。会津藩士も目にした空だと思うと、これが本当のサムライブルーかもしれない。

100年カエル館は休館中だが、私たちは先週末、カエルグッズの資料整理のために戻った。2年前に他界した父が遺した庭はアマガエルの鳴き声も聞こえ、この季節らしい若々しさに溢れていた。小さな庭だが、敷石に導かれて木立の中に入ると、雑念を忘れさせてくれる小宇宙のように感じられた。

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