デザイン・プロダクツ

高島屋の絵手紙風年賀状に藤本美千子さんのカエルの絵

2012

 そろそろ来年の年賀状のことを考えなければならない時季。「来年の干支は?」と思い巡らし、「えーっ、ヘビ?!」と先行き不安になったカエラーさんもいるのではないでしょうか。そんな方にお薦めなのが、カエ~ル大学の理事長・学長のキャラクターの作り手でもある藤本美千子さんの絵柄の年賀状。高島屋の絵手紙風年賀状の絵柄のひとつに藤本さんのカエルとヘビの絵が採用されているのです。カエルとヘビといえば天敵の関係ですが、藤本さんの手にかかればすっかり仲良しに。来年はこんな絵柄のような年にしたいものですね。

高島屋オリジナルデザイン 受付期間12月24日(月)まで

インターネットでも受付中! http://www.takashimaya.co.jp/print/

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<関連サイト>

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。

「キモノ・二・キガエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kimonokigaeru  ※ゆかたやキモノ着用で優待割引のある施設をご紹介するサイトです。 

※『かえるる カエルLOVE111』全国の書店等で販売中です。

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ソバージュネコメアマガエルにも薦めたい『NUP.フロッグタイム』のボディローション

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  これから冬に向かい、体の乾燥が気になる季節を迎えます。そんな季節の必需品として、以前、このブログでも紹介した株式会社ナリスアップコスメティックスの『NUP.フロッグタイム』から『ボディローション』が発売されたのでお知らせいたします。

 カエラー女子の体と心に潤いを与える同商品のパッケージのカエルは、すでにお馴染みになりつつあるかわいいカエルのキャラクター、’みちガエル’ちゃん。シアバターをはじめとするうるおい成分をたっぷり配合しているので、乾燥する季節もお肌をしっとり、なめらかにキープします。グリーンシトラスの香りもみずみずしく、さわやかです。

 さて、体に何か塗って乾燥を防ぐカエルに、南米に生息するソバージュネコメアマガエルという魅力的なカエルがいます。自らの皮脂腺から分泌される脂質の混合物を、カエルは後肢をねじ曲げて体に万遍なく塗りつけるようです。

 カエルもすなる乾燥防止をぜひこのボディローションでお試しください。カエラー男子の皆さまもどうぞ。

※全国のドラッグストア・バラエティショップなどで取り扱っています。

※お問い合わせはナリスアップ コスメティックスお客様相談窓口0120-32-4600(9:00~17:00/土・日・祝日除く) www.narisup.com

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「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。

「キモノ・二・キガエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kimonokigaeru  ※ゆかたやキモノ着用で優待割引のある施設をご紹介するサイトです。 

※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)は全国の書店等で販売中です。

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桜の季節をのどかなポーズでムカエル

Photo カエルの形をしたものを見る楽しみのひとつに、そのデザインが自然界に生息する蛙のどんな特徴を表現したかを想像することがあります。

 写真は、最近、百貨店の歴代のれん市で出ていたと画像で送っていただいた金属製のカエル。少し前、啓蟄を迎えてはい出してきた蛙が、冬眠中の空腹の反動からか新鮮なエサ動物を次から次へと食べ、お腹がいっぱいになったという春らしいイメージなのでしょう。

 蛙は小さくて動くものなら何でも口に入れてしまいますが、飼っているヒキガエルなどに同じエサばかり与えていると食べなくなるようで、ああ見えてなかなかの美食家なのかもしれません。

 それにしてもこんな格好を天敵に見つかったら自分がエサになってしまう可能性もあるのですが、きっと葉陰などの安全な場所で至福のひとときを過している姿なのでしょう。

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100年カエル館・カエ~ル大学のHPはこちらから http://kaeru-kan.com/kayale-u

メルマガ「カエル大学通信」はこちらから http://www.mag2.com/m/0001378531.html

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“色のデフォルメ”で見る人を驚かすカエル

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「カエルの魅力って何ですか」と聞かれることがよくある。「かわいい」「おもしろい」「いやされる」など、その魅力のポイントを挙げることができる。それではあまりにも主観的なので、もう少し突き詰めて考えてみるとこんなことが言えるかもしれない。

 カエルは、「ものづくり」「創造」「アート」といったことを誘発する存在であるということ。その鳴き声や何気ないしぐさ、季節ごとの生活の営み、運動能力は、古今東西の文学や芸能を生み出してきた。そして、その体の色や形は新しい「デザイン」を作り出すクリエイターたちの感覚を刺激しないではいられないようだ。

 そこで今回紹介するのは、erect というプロダクト・ブランドを展開するロータス・イメージ・ラボラトリーが開発・販売しているカエルの形のバスオブジェ、PEEK A BOO(写真)。マゼンタ、パープル、グリーンの3色あるこのカエルは、特殊な樹脂(ATBC-PVC)を使用しているので温度で色が変わり、お湯に入れると最初の鮮やかな色彩が消える。

 商品名のPEEK A BOO(英語で「いない いない ばあ」)が示すとおり、大人の遊び心に訴える。同社代表でデザイナーの宮崎謙二氏は、同ブランドにおいて日常のなかの驚きをデザインして見せる。しかも形ではなく、“色のデフォルメ”で見る人を驚かすことに心血を注ぐ。その色は毒をもっていることを色で警告する中南米の蛙のようにアグレッシブで、しかしお湯に同化して姿を消すという、芭蕉が「古池や~」を詠んで以来の日本人の“カエル観”に寄り添う風情がある。

 キャラクターではなく、プロダクトブランドとしてのカエルを追究したいうという宮崎氏は「造形的には、リアルさとキュートさの絶妙なバランスを最適なサイズと形で表現するののに苦心しました」と語る。骨格をちゃんと感じさせ、痩せているけどお腹のあたりにふくらみをもたせている。デザインの力で自然界と人工物の世界がつながるスリリングなカエルのプロダクツだ。カエルの、デザインという概念に与えるインパクトも大きい。

写真協力:ロータス・イメージ・ラボラトリー http://erect.jp

100年カエル館 http://kaeru-kan.com

 

 

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