十和田の蔦温泉のカエルの灰皿/100年カエル館展示より
100年カエル館に展示している「蔦温泉(つたおんせん)」という名前の入った陶製の親子のガマの灰皿。蔦温泉は、青森県十和田の八幡平国立公園の自然の中にある温泉旅館です。平安末期にはすでに湯治小屋があったという古い歴史があります。20世紀初頭には湯治場から温泉旅館になり、明治・大正に活躍した文筆家大町桂月(1869‐1925)がここに投宿して紀行文などを発表したことから人気が高まりました。その後昭和から現在に至るまでの文化人にも愛され続けてきた名湯です。
このガマの灰皿は1990年代に私たちの両親が購入してきたものです。蔦温泉旅館に伺ったところ昭和35年頃から営業していた売店で販売していたもののようですが、その売店は5年以上前に閉店したそうです。
100年カエル館には長く蒐集してきたなかで、30年以上前に作られ今は生産されていないカエルグッズもあります。ヴィンテージのカエルグッズといえるかもしれません。
◎100年カエル館の11月開館は11月4日(土)から14日(火)までです。ご来館をお待ちいたしております。
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