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絵本の中でぼうきれを抱えているカエルを発見。

_ 『2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ?』(クリス・ウォーメル作・絵/はたこうしろう訳 徳間書店発行)写真協力 徳間書店児童書編集部

最近、里山の水辺のみならず、街でもカエルに遭遇することがあります。書店ではカエルの絵本に出合うこともあります。最近見つけたのがこの絵本『2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ?』(原題『TWO FROGS』)です。イギリス人作家が描いている2匹のカエルは、その姿形からするとたぶんヨーロッパトノサマガエルではないでしょうか。そのうちの1匹はなぜか棒切れを持っています。どうも池の真ん中で犬に襲われるのを恐れて備えているようです。さあ、本当に犬はやってくるのでしょうか。その棒切れは役に立つのでしょうか。前回のこのブログでは、なぜカエルグッズに木片につかまっているポーズのカエルが意外に多いのか、イソップ寓話の「王様を欲しがる蛙」を引き合いに想像してみました。この絵本のカエルにも、イソップ寓話の流れを汲んだカエル文化が生きているような気がしました。

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