frog collection with you No.5 南米のカエルたちにときめく
100年カエル館ではブラジル、ペルー、チリ、パラグアイなど南米のカエルグッズも収蔵しています。南米を旅したことはないのですが、カエルグッズを集めることで南米を身近に感じるようになりました。特に土もののカエルが多く、ペルーではこんな土笛のカエルが見られます。実際、南米大陸の西側に沿ってベネズエラからチリまでの7ヶ国の国境を越えて走るアンデス山脈のチャコ地方には、チャコガエルやラビラハガエルなど、繁殖期以外は土の中に潜って生活しているカエルがいて、『ときめくカエル図鑑』でもアースカラーのカエルとして紹介しています。
2021年に「ときめく図鑑Pokke!」シリーズとして文庫化された『ときめくカエル図鑑』(山と溪谷社刊)がこのたび重版されることになりました。基本的に内容は変わりませんが、南米のアマゾン川流域に棲息する「夜会の装いがみごとなカエル」として紹介したブチアマガエルが、初めて発見された蛍光色発光するカエルということで注目されていることや、日本のカエルでは、昨年ツチガエルの中で東日本集団(三浦郁夫氏調査)とされるツチガエルがムカシツチガエルと新種記載されたことなどが変更されています。
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