frog collection with you No.3 カエルならではの井戸端会議
スペインの陶器店「セビリャルテ」(CERAMICAS SEVILLARTE)のカエルの灰皿です。淡いピンクやブルーの花柄はこのブランド陶器の特徴で、周囲に花々が咲いている池を模したような灰皿の縁に、4匹のカエルが施されています。まさに井の中から姿を現したカエルの井戸端(well side)会議。議題はカエルのwell being(幸福)についてでしょうか。
この灰皿のように複数のカエルが台の上や下にあしらわれているカエルグッズは、欧米に比較的多いと感じます。そのルーツを考えたときに思い至るのがフランス17世紀に君臨した太陽王ルイ14世です。この王がヴェルサイユ宮殿の庭園に造営させたラトナの泉には、周囲の縁石に20コもの鉛製のカエルが設置され、池の中心に向けて口から水を吐き出していたので、ある時期「蛙の泉」と呼ばれていたそうです。
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