「喜多方発21世紀シアター」と林家正楽師匠と紙切りのカエル
さまざまなジャンルのアートが世界的な盛り上りを見せる21世紀。100年カエル館のある福島県喜多方市では、秋には「アートぶらり~」という美術や工芸を中心にしたものづくりのイベントが行われていますが、毎年8月にはステージアートのフェスティバル「喜多方発21世紀シアター」が開催されています。
100年カエル館はカエルをテーマにしたものを展示するミュージアムとして「アートぶらり~」には参加したことがあります。「喜多方発21世紀シアター」については、ひょんなことから、今回とても身近に感じる出来事がありました。
6日土曜日、磐越西線は今回の大雨で運休の可能性もあったのですが、郡山から喜多方までは運行していました。その磐越西線の電車に偶然同乗されていてお見かけしたのは紙切り芸で知られる林家正楽師匠でした。師匠は初代の紙切り正楽の菩提寺が東京・足立区の善立寺ということで、そこで毎年開催される「善立寺寄席」で紙切り芸を披露されています。
私たちは善立寺内に「100年カエル館東京ギャラリー」を設置させていただき、年に2回のカエ~ル大学の講座も実施いたしました。10年以上前のことになりますが、そのご縁で師匠に「カエル」を切っていただきカエルタイムズの1面にも掲載いたしました。会津若松駅に降りたところでご挨拶させていただきました。よもや目的地が喜多方で、「喜多方発21世紀シアター」の「喜多方寄席」出演だとは思いませんでした。
「喜多方発21世紀シアター」は、2013年から始まったフェスティバルですが、そのサイトでアーカイブを見ると師匠は初回から毎年出演されていて、コロナの感染拡大後は、今回3年ぶりの出演のために磐越西線に乗っておられたのだと初めて知りました。
8月5日から始まった2022 年の「喜多方発21世紀シアター」は明日が「楽日」です。
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「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru
※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。
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