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2022年8月

企画展「カエル」についてレポートいたします。

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館で開催されている企画展「カエル」は、おかげさまで開始より約1ヶ月が経ちました。

先日、ようやく足を運ぶことができましたのでレポートいたします。

磐越西線の猪苗代駅前から猪苗代町観光周遊バス「ひでよくん号」(7月16日から11月13日まで運行中)に乗り、湖水地方ならではの風景とリゾート気分を味わいながらカワセミ水族館へ。

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お盆休みということもあり、館内はご家族連れで賑わっていました。前期の展示では小さいお子さんも楽しめるようなカエルグッズを紹介しています。たとえば「カエルの就活」をテーマにした展示では、カエルが幼体から成体になるように、子どもから大人になってどんな職業に就きたいかイメージをふくらませられるようなカエルグッズの展示を試みています。

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その他、カエルグッズで世界の広がりを感じてもらえるように「カエルの分布」、カエルのからだの特徴をカエルグッズで知ることができるような「カエルのからだ」、野外に生息しているカエルの1年を私たちの生活の四季のめぐりになぞらえて紹介した「カエルの生活」、カエルから生まれたメルヘンの世界などの展示をご覧いただいています。

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100年カエル館ではこれまでも展示イベントなどで自分のカエル好き度がわかる「カエラー度チェック」を行ってきましたが、今回の企画展でもそのコーナーを設けています。すでに多くの皆さんがチェックシートにそれぞれ「カエル好き」の痕跡を残してくださっています。

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写真の「カエラー度チェック」コーナーの左に見える絵は、柴田まさる画「マルメタピオカガエル」です。その左隣に入り口があるカエルの生態展示では本物のマルメタピオカガエルもいます。

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そして、世界のカエルと日本のカエルに会える生態展示のコーナーへ。1種1種はキューブ型の水槽に展示されています。土に潜っていてなかなか見れないアメフクラガエルも姿を見せてくれました。

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地元でも「ひでよくん」と親しまれている野口英世は、会津が生んだ世界的な医学者です。猪苗代町にはその生家があり記念館になっています。コロナの感染がまだ終息しないなか、移動にも緊張が強いられますが、猪苗代湖のある会津から未来に思いをはせる旅にお出かけいただければ幸いです。

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「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

 

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「喜多方発21世紀シアター」と林家正楽師匠と紙切りのカエル

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さまざまなジャンルのアートが世界的な盛り上りを見せる21世紀。100年カエル館のある福島県喜多方市では、秋には「アートぶらり~」という美術や工芸を中心にしたものづくりのイベントが行われていますが、毎年8月にはステージアートのフェスティバル「喜多方発21世紀シアター」が開催されています。

100年カエル館はカエルをテーマにしたものを展示するミュージアムとして「アートぶらり~」には参加したことがあります。「喜多方発21世紀シアター」については、ひょんなことから、今回とても身近に感じる出来事がありました。

6日土曜日、磐越西線は今回の大雨で運休の可能性もあったのですが、郡山から喜多方までは運行していました。その磐越西線の電車に偶然同乗されていてお見かけしたのは紙切り芸で知られる林家正楽師匠でした。師匠は初代の紙切り正楽の菩提寺が東京・足立区の善立寺ということで、そこで毎年開催される「善立寺寄席」で紙切り芸を披露されています。

私たちは善立寺内に「100年カエル館東京ギャラリー」を設置させていただき、年に2回のカエ~ル大学の講座も実施いたしました。10年以上前のことになりますが、そのご縁で師匠に「カエル」を切っていただきカエルタイムズの1面にも掲載いたしました。会津若松駅に降りたところでご挨拶させていただきました。よもや目的地が喜多方で、「喜多方発21世紀シアター」の「喜多方寄席」出演だとは思いませんでした。

「喜多方発21世紀シアター」は、2013年から始まったフェスティバルですが、そのサイトでアーカイブを見ると師匠は初回から毎年出演されていて、コロナの感染拡大後は、今回3年ぶりの出演のために磐越西線に乗っておられたのだと初めて知りました。

8月5日から始まった2022 年の「喜多方発21世紀シアター」は明日が「楽日」です。

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