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2022年6月

東京タワーでかえるのピクルスに出会う

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今年(2022年)は関東が本州でもっとも早く梅雨入りしたそうですが、そんな雨の季節の6月9日に東京タワーの展望台に昇る機会がありました。そこでなんと、待ち合わせたわけではないのに迎えてくれたのは『かえるのピクルス』。

今年の1月から2月にかけて『かえるのピクルスーきもちのいろ』と題した、「BAY HOTEL 東京浜松町」×『かえるのピクルス』×「東京タワー」の3社共同コラボレーション企画が行われました。BAY HOTEL東京浜松町では、宿泊特典付きの「ピクルスルーム」が販売され、ピクルスの限定グッズもいろいろ販売されました。そして、東京タワーのメインデッキにはピクルスのフォトスポット(写真)が設置されました。

そのコラボ企画が再び実施され、この展望台フォトスポットは7月3日まで設置されています。

『かえるのピクルス』といえば、亀戸ならぬ自称フランスのqua mei dou(クワ・メイ・ドウ)出身。東京タワーを「クワ・メイ・ドウ」タワーと間違えてやってきた想定ということでした。

6月9日は梅雨時らしい曇天の東京の空。でも、どんなときでもニッコリ愛らしいピクルスでした。

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アマガエルがすごい理由

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一昨日(2022年6月12日)のNHK「ダーウィンが来た!」では、アマガエルたちが番組内でその能力を遺憾なく発揮していて見応えがありました。見事なジャンプ力に、ハンターとしての身体能力、繁殖期にオスが鳴くときに他のオスとかぶらないようにする気転、そしてとりわけ、高いところに平気でよじ登る体のつくりは、100年カエル館の庭にも二ホンアマガエルがやってくるので、今度会ったら「すごいね」と褒めてあげようと思いました。

二ホンアマガエルは、北海道から九州まで分布するアマガエル科のカエルで、民家の庭先などで見かけることも多いので日本でもっとも親しまれているカエルと言えるでしょう。日本に生息するアマガエル科のカエルは、もう1種、ハロウエルアマガエルがいて、こちらは奄美大島から沖縄島北部、西表島の一部に分布しています。

そして、世界に目を向ければ、アマガエル科のなかまは800種近くいます。アクアマリンいなわしろカワセミ水族館で開催する「カエル展」のフライヤーに紹介したこのグッズは木の上に登ったアカメアマガエル。アカメアマガエル自身はコスタリカなど中米に生息していますが、このグッズはイギリス製です。

フライヤーでは木の先に止まったアカメアマガエルのみの写真を使用しましたが、木の根もとには黒いかたまりのようになったカエルが数匹見られます。もしかするとこのフィギュアには、英語でTree Frogと呼ばれるアマガエルのなかまが、木に登るようになった理由を表現しているようにも見えます。

それは、昨年他界したカリフォルニア大学バークレー校教授ディヴィッド・ウエイク博士の晩年の研究結果にありました。6600万年前の白亜期の地球に隕石がぶつかって天変地異が起こり恐竜が滅んだ後、爆発的に増えた生きものがアマガエルなど木に登って暮らすようになったカエルだったという報告でした。

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今日6月6日はカエルの日

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 今日6月6日は、1998年に記念日協会が制定して以来ケロケロのロとロでカエルの日になっています。そして、今日、関東地方は梅雨入りして、いよいよカエルが元気に活動する季節の到来です。東北も間もなく梅雨入りでしょう。福島市飯坂町の観光文化交流施設「旧堀切邸」では、この時季に合わせて6月4日から26日までの毎土、日曜日におもちゃのカエル約200匹を浮かべた「ケロケロ足湯」を楽しむことができます(福島民友新聞より)。

 6月3日に本ブログで告知しましたように、まだ休館中の100年カエル館ですが、今年は7月16日(土)から11月27日(日)まで猪苗代町にあるアクアマリンいなわしろカワセミ水族館にて同館とのコラボレーションの「カエル展」を開催します。写真は告知チラシに掲載した土製のアマガエルの別のアングル写真です。四国で購入したものですが、二ホンアマガエルの特徴がよく表現されていると思います。

 カエルがフィーチャーされることも時々あるNHK「ダーウィンが来た!」(6月12日19:30~)では、「実はすごい! 身近なアマガエル意外な素顔」が放送されます。12日はサンリオのキャラクター大賞の発表もあるのでけろけろけろっぴのランキングが気になります。雨の季節も楽しいことはたくさんありそうです。

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