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画業50周年の久保修さんと切り絵のカエル

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「笑談」(久保修作)

切り絵という美術表現のジャンルは、古今東西に見られ、カエルが表現されていることもあります。中国では漢代から作られていたようで、カエルの神話が遺る陜西省には13番目の干支とも云われるカエルが十二支の真ん中に据えられた切り紙なども伝えられています。100年カエル館にも中国やオランダの切り絵のカエルや、日本には寄席の紙切り芸があり、その第一人者の林家正楽師匠にカエルをテーマに切っていただいた作品、そして、現在、切り絵作家として国際的に活躍している久保修さんによる蓮と蛙を表現した作品を収蔵しています。

今の季節、大賀ハス(古代ハス)の開花の話題も聞こえてきますが、その古代の自然風景も蘇るような大きな葉の上で開花を喜ぶような2匹の蛙。久保さんは誰の心にもある日本の風景や風物を切り絵という表現を通じて、多くの日本人にとっては記憶のような、海外へは日本の再発見につながるようなイメージを「紙のジャポニスム」として創作し続けています。その画業は今年で50年。久保さんのオフィシャルサイトhttp://www.shu-kubo.com/ では、作品ギャラリーの「日本の風景」のさまざまな作品とともに、この蓮の上の2匹の蛙を表現した作品「笑談」を見ることができます。

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

 

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