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『ときめくカエル図鑑』が山と溪谷社の「ときめく図鑑Pokke!」シリーズで文庫化されることになりました。

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2013年に初版が刊行された拙著『ときめくカエル図鑑』(監修・桑原一司 写真・松橋利光 文・高山ビッキ 山と溪谷社刊)が、同社の文庫シリーズ「ときめく図鑑Pokke!」の1冊として6月16日から発売されることになりました。

単行本に掲載された愛らしいカエルたちが、文庫サイズになり増ページされたことで新しい水を得たカエル(!?)のごとく新たな輝きを放っています。また、昨今、カエルを含む両生類は世界的に分類や学名の変更が進んでいます。本書に紹介している87 種のカエルは約40種の学名と約20種の科名が改訂されているので今回の文庫化に伴い変更いたしました。

山と溪谷社では、今年、『ときめく図鑑Pokke!』シリーズを発売します。いずれも同社の専門ジャンルである自然図書のなかで、自然界に存在するものや自然界に生きるものにときめきを感じている立場から、対象物となっている図鑑ページを中心に、その魅力を文化やグッズ、飼い方・撮影のしかたなどのつき合い方、そして、いまその分野が注目されている理由などにも広げて紹介しています。

同シリーズのラインナップは、

●ときめくカエル図鑑(2021 年 6 月刊行)●ときめく貝殻図鑑(2021 年 6 月刊行)●ときめく鉱物図鑑(2021 年夏刊行予定) ●ときめく星空図鑑(2021 年夏刊行予定) ●ときめくコケ図鑑(2021 年夏刊行予定)●ときめくきのこ図鑑(2021 年夏刊行予定)

『ときめくカエル図鑑』は、単行本に引き続き桑原一司さんの監修のもと、世界と日本のカエルの分類や学名等の変更を反映し、内容を吟味・調整いたしました。その再編集作業を行いながら、松橋利光さんならではのカエルにときめく一瞬をとらえた写真で一種一種に向き合うことで、改めてカエルという生きものの素晴らしさを実感することができました。

カエルたちを通して日本や世界の自然について感じることのできる本書は、図鑑であり写真集であり、カエルと人との関係を伝える本でもあります。それが『ときめく図鑑Pokke!』シリーズでポータブルになり、「カエル」をいつでもどこへでも連れて行くことができるようになりました。本書を「カエル」を知るための入門書として多くの皆さんに読んでいただき、さらに広く、深くカエルに興味をもつきかっけにしていただければとてもうれしいです。

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

 

 

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