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2020年11月

100年カエル館コレクション15 コスタリカのカエルグッズたち

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 11月に入り日本は日増しに寒くなってきたところで、今回は「常夏」から「常春」といえる気候の国コスタリカ共和国のカエルグッズをご覧いただきましょう。

 100年カエル館では以前発行していた「カエルタイムズ」の創刊号(2005年4月発行)で、現在もコスタリカに住む石井信也さんにコスタリカの「カエル事情」について書いていただいたことがあります。ご寄稿によれば生物多様性の国と呼ばれる同国には、140種類のカエルが生息していて、写真家でもある石井氏はヤドクガエルやアカメアマガエルなど実際に原生林で出会った色鮮やかなコスタリカのカエルたちの魅力についてその写真とともにご紹介くださいました。

 そうした色美しいカエルたちはかなり強い毒をもっていることがあるのですが、「派手な色と毒はいわば自衛手段。そっと扱ってやれば大人しい可憐なカエルたち。人間が手で触っても有害ということではなく、指に傷があるとか、カエルを触った手で目をこするなどすると炎症を起こすことがある」と極度に恐れる必要はないようです。

 コスタリカがカエルと関わりの深い国であることが、100年カエル館にも土物、木製品、文具、キーホルダー、アカメアマガエルやヤドクガエルのフィギュアなどさまざま集まっていることから推察できます(画像)。石井さんはコスタリカのカエルの文化史について「コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年以前にここに住んでいた先住民のインディオたちは、アニミズムを信仰しており、自然界の動物たちと共生していた。なかでもカエルは多産の神として崇められていたようで、国立博物館へ行くとカエルの金細工や土器が沢山あり、目を楽しませてくれる」と書いています。

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 コスタリカ(Costa Rica)という国名は、スペイン語で「Rica(豊かな)Costa(海岸)」を意味し、コロンブスがこの地に上陸したときに金細工の装飾品を身に着けたインディオと遭遇したことからその名前がついたと言われます。メトロポリタン美術館(米国ニューヨーク)にもペンダントトップと考えられるカエルの金細工が数点所蔵されています。おもに11世紀から16世紀にコスタリカとその隣国パナマの国境付近にあるチリキという地域でインディオによってつくられたものと考えられます。ここに掲載した画像はそうしたコスタリカの金細工のレプリカで、コスタリカのお土産として販売されていたものです。

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.htm  

 

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