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夏休みのカエル講座3 カエルが食べる

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 両目が離れているイメージのあるカエル。「夏休みのカエル講座1 カエルの顔」では、その左右の目の間隔が口の端から端までの長さとほぼ同じであることをカエルグッズの正面画像をご覧いただきながら説明させていただきました。それにはカエルならではの理由があるようです。生きているものしか食べないカエルは、両目の間の視界に入る大きさのものなら口に入る大きさであるとわかるからだ知ったときは、まさに目からウロコ、生きものの体のしくみはよくできているものだと感心しました。

 その目と目の間、口に入るものなら何でも食べようとするカエル。カエルグッズのなかには、ハチやトンボ、ハエなどの昆虫と一緒になっているものがありますが、まさに“カエルさんの食事シーン”と思われます。左の画像はハチがカエルの目の前で揺れて動いている江戸独楽(部分)。右下の置物のカエルのひだり肢(あし)にはトンボが止まっていて、どちらが先に動くか緊張感がみなぎっているようです。ヒキガエルのように粘着性のある長い舌を使って虫を捕えるカエルもいて、右上のようなセロテープカッターのイメージにつながったのでしょう。

 カエルはいわば地産地消(ちさんちしょう)、生息している土地から生まれるものを食べて生きていて、人間が食べる農作物の害虫を食べてくれることを考えると、その土地の豊かさのシンボルでもあるのでしょう。また、最近、テレビの大食い番組で出演者の方々のみごとな食べっぷりを目にすることがありますが、見ているだけで食欲旺盛なカエルの遺伝子が作用するかのように爽快感を感じます。

<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.htm

 

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