夏休みのカエル講座1 カエルの顔
まもなく夏休みですね。今回は小さいお子さんと一緒に楽しんでいただけるようなカエルグッズたちを紹介いたします。
以前、幼稚園児ぐらいのお子さんにカエルの絵を描いてもらおうという企画で描き方のポイントをカエルグッズで説明したことがあります。お子さんの前で話す経験があまりないので緊張しましたが、意外に皆さん真剣に聞いてくださったことを覚えています。その説明の後すぐアーティストの方のご指導のもと、大きな模造紙の上で10人ほどの子どもたちがカエルのお絵描きを始めました。その夢中、無心、一所懸命にカエルを表現する姿にただただ感動しました。ポイントの説明が役立ったようでとてもうれしかったです。
そのとき「かえるのかお」を描くポイントのために紹介したカエルグッズが、左から織部焼のカエル、アカメアマガエルのような樹脂のカエル、そしてプラスチック製のベルツノガエルの貯金箱。カエルの目は頭の上の方についていること。カエルの多くは2つの目と目の間の長さが口の端から端の長さとだいたい同じであること。
でも世界には南米にすんでいるベルツノガエルのように両目の間隔よりはるかに口が大きいカエルもいます。ふだん土の中などでじっと動かないでいるカエル。その前をたまたまネズミが通りかかり、「ベルツノガエルさん、ベルツノガエルさんの口はどうしてそんなに大きいの?」などときこうものなら、まさに赤ずきんちゃんのような展開が待っていそうで、お子さんが怖がってしまい絵が描けなくなるといけないので説明しませんでした。
<関連サイト>
「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru
※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。
カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.htm
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