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100年カエル館コレクション11 夏が来ると思い出す蚊取線香入れのカエル

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 夏が近づき虫よけ商品のCMも増えてきました。カエルは蚊を食べるからでしょう、「蚊取り線香入れ」にカエルの絵柄や造形のものはけっこう見られます。この陶器の蚊取り線香入れは1980年代に購入しました。骨董というには新しく、でも懐かしいカエルグッズ。

 母が会津から上京していたとき。家族みんなでカエルグッズを収集していたわが家で、母が上京するときの一番の目的は“カエル”を見つけることでした。ネット社会の今と違ってカエルグッズひとつ見つけるのにまだまだ偶然がものを云った時代。そのときは収獲がなく、有楽町西武のカフェで姉と三人でお茶していてもいまひとつ元気の出ない母。

 そこで思い出したのが下北沢の陶器店で見かけたことがあるこのカエル。カフェに母と姉を待たせて、私はシモキタに向かいました。ところがすでに売れてしまったのか、そのお店にカエルの姿はなく……。あわててお店の人に尋ねると......、ずっと売れないので店頭から下げられて棚の下で新聞に包まれていました。

 何とか“無事かえる(買える・帰る)”ことができ、カフェのテーブルの上で包みを開くと、3人はうっとり。まるで骨董でも見るように「いいカエルだねえ」と満足げに眺めた、夏が来ると思い出すカエルのひとつです。

<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru

※現在、「コトバデフリカエル」では「カエル白書」Vol.3を配信中です。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html

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