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第18回松本かえるまつりに参加いたしました。

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 6月22日(土)に令和最初の松本かえるまつりに参加いたしました。今年で18回目となる松本かえるまつりは、平成の半分以上にわたって毎年開催されてきたことになり、テーマも今年は「平成をふりカエル!」。私たちも第1回、第10回、第16回、そして今回とこれまで4回、出店とカエルについていろいろとお話する機会をいただきました。そうして改めて平成を松本かえるまつりとともにふりカエルと、地域に根ざしたお祭りが新しい時代に益々求められていく様子に立ち会ったような“時めき”を感じました。

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 いろいろな出会いもありました。今回、出店ブースに立っていると、ひとりの女性が私を訪ねてくれました。彼女とはかれこれ30年ほど前(ということはまさに平成の初め頃)、「ケロヨンのお弁当箱」がとりもつ縁がありました。当時ある研究所で仕事をしていた私は、学生アルバイトだった彼女がケロヨンの描かれたお弁当箱でお昼を食べている姿を見て「もし私がカエルグッズの博物館をつくったら寄贈してね」などと図々しくもお願いしていたのでした。その話を覚えていた彼女との再会でした。

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 カエ~ル大学講座は四柱神社の斎館で実施しました。講座のテーマは「日本各地でガマ仙人に会いたい!」。カエルのモノを集めているとそのコレクションの中に発見することがある「ガマ仙人」ものや、その関連品としての「三足のカエル」。少しずつ「蝦蟇仙人(がませんにん)」について調べてみると、各地の美術館に収蔵されてる絵画、もしくは寺社彫刻や祭りの山車の装飾に潜んでいる「蝦蟇仙人」が意外に多いことに気づかされました。松本を含む長野県にも多く、長野、愛知、北陸で見られる寺社建築や山車に施された「蝦蟇仙人」は松本深志神社の神職の小林義幸さんのご協力を得て画像を紹介させていただきました。

 美術館では、7月2日(火)~8月17日(土)に京都文化博物館で開催される「横山崋山展」で曾我蕭白(1730-1781)とその絵を見て育ち影響を受けた横山崋山(1781/4-1837)、2人の天才絵師の「蝦蟇仙人図」が展示されるので紹介いたしました(協力:日本経済新聞社文化事業局大阪文化事業部)。また、現代「蝦蟇仙人」を表現しているアーティストとして、前田康成さんの作品(画像)と石野善浩さんの作品(実物)をご覧いただきました。

 カエ~ル大学では、日本でカエルが縁起がいいと云われる理由を座標軸をつくって分析する試みを行っていますが、その中に「蝦蟇仙人」を位置づけてみるとその理由がより明らかになるのではないかと思っています。

 松本かえるまつりの1日を100年カエル館の出店と、カエ~ル大学講座を通して多くの人とふれ合うことができましたこと、山本さんご夫妻をはじめかえるまつり実行委員会様、講座のサポートをしてくださった仕事人・信州大学の学生さん、パントマイムのケイスケさんに改めて感謝申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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