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『半分、青い。』(NHK連続テレビ小説)にカエルが登場する理由

Hikkigaeru

蛙が棲息している場所といえば、田んぼや水辺、里山ですが、テレビを見ているとCMやバラエティ番組、そしてドラマの中にカエルを発見することがあり、一瞬、目の錯覚かと思うのですがよく見て本当にカエルだとわかるととてもうれしくなります。

最近の大発見は、現在放送中のNHK連載テレビ小説『半分、青い。』の中に。第1回目から観ていたのですが、ヒロイン楡野鈴愛ちゃんの実家の「つくし食堂」の店の前に陶製と思われるカエルの置物が(⁈)。 瞬時のことだったので、確認のために再放送を観ると、やっぱりありました。その後、回を重ねても時々映ることがあり、舞台が岐阜県の東濃だから美濃焼だろうか、などと鑑賞する楽しみが増えました。

と、思っていたら、今度は鈴愛ちゃんの祖父の仙吉さんが禁煙の誓いを破り自転車で煙草を買いに行こうとしたときに、その前に立ちはだかる(⁈)ように這い出したのがヒキガエル。(※画像のヒキガエルはドラマとは関係がありません。100年カエル館所蔵の1915年頃の陶製のカエルです。)仙吉さんはそのカエルをひきそうになって転倒してしまいました。岐阜県で民家近くに現れるヒキガエルはアズマヒキガエルでしょうか。仙吉さんのケガは大したことがなく、結果的に禁煙を解かなくて済むことに。

その他にも、楡野家の茶の間の茶箪笥や駄菓子屋のガラス瓶の中にカエルグッズが見られるので、カエルに何か特別な意味が込められているのか問い合わせたところ、NHKふれあいセンターさんから「ご指摘の通り、楡野家には複数の蛙グッズが隠れております」とご回答をいただきました。それは仙吉さんとヒキガエルの話から、その蛙は亡き妻廉子さんの化身なのではないかという思いが生まれ「いつしか蛙が一家にとっての守り神のようになる」という、物語の隠れた演出になっているようです。

さて、ドラマは今週あたりから、高校を卒業した鈴愛ちゃんが漫画家をめざして故郷を離れるのでしょうか。そうなると「つくし食堂」の前のカエルが見られる機会は少なくなるかもしれませんが、楡野家にとってカエルが、鈴愛ちゃんがいつでも「無事かえる」守り神になっていることに変わりはないのでしょう。

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2018100年カエル館開館日>

●喜多方のしだれ桜とゴールデンウィーク開館/4月29日(日)~56日(日)※先着50名様に「100年カエル館おもちゃ絵シリーズ」ポストカードを差し上げます。

●お盆休み開館/812日(日)~819日(日) 

●喜多方「蔵の町アート・ぶらり~」開館/105日(金)~1014日(日)

812日から1014日までの開館日には特別展「岩澤久彰コレクション展」を開催します。

2018年のカエ~ル大学講座日程>

●第1回 4月21日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:明治150年とジャポニスム、そしてカエル/カエル文化の流れが大きく変わった150年前について

●第2回 8月18日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:カエル博士故岩澤久彰コレクションから見えること/今年の100年カエル館の特別展「岩澤久彰コレクション展」のギャラリートークとして

●第3回 1013日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:会津のカエルスポット/戊辰150年の会津で巡るカエルスポット案内          

●第4回 1117日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:絵本の中に棲息するカエルたち/日本や世界の絵本に見られるカエルたちを紹介します

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

※カエ~ル大学講座は会員(学生)の方でなくても各講座500円で聴講いただけます。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

セイで時代をふりかえるサイトです。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。

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※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。

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