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2018年4月

『半分、青い。』(NHK連続テレビ小説)にカエルが登場する理由

Hikkigaeru

蛙が棲息している場所といえば、田んぼや水辺、里山ですが、テレビを見ているとCMやバラエティ番組、そしてドラマの中にカエルを発見することがあり、一瞬、目の錯覚かと思うのですがよく見て本当にカエルだとわかるととてもうれしくなります。

最近の大発見は、現在放送中のNHK連載テレビ小説『半分、青い。』の中に。第1回目から観ていたのですが、ヒロイン楡野鈴愛ちゃんの実家の「つくし食堂」の店の前に陶製と思われるカエルの置物が(⁈)。 瞬時のことだったので、確認のために再放送を観ると、やっぱりありました。その後、回を重ねても時々映ることがあり、舞台が岐阜県の東濃だから美濃焼だろうか、などと鑑賞する楽しみが増えました。

と、思っていたら、今度は鈴愛ちゃんの祖父の仙吉さんが禁煙の誓いを破り自転車で煙草を買いに行こうとしたときに、その前に立ちはだかる(⁈)ように這い出したのがヒキガエル。(※画像のヒキガエルはドラマとは関係がありません。100年カエル館所蔵の1915年頃の陶製のカエルです。)仙吉さんはそのカエルをひきそうになって転倒してしまいました。岐阜県で民家近くに現れるヒキガエルはアズマヒキガエルでしょうか。仙吉さんのケガは大したことがなく、結果的に禁煙を解かなくて済むことに。

その他にも、楡野家の茶の間の茶箪笥や駄菓子屋のガラス瓶の中にカエルグッズが見られるので、カエルに何か特別な意味が込められているのか問い合わせたところ、NHKふれあいセンターさんから「ご指摘の通り、楡野家には複数の蛙グッズが隠れております」とご回答をいただきました。それは仙吉さんとヒキガエルの話から、その蛙は亡き妻廉子さんの化身なのではないかという思いが生まれ「いつしか蛙が一家にとっての守り神のようになる」という、物語の隠れた演出になっているようです。

さて、ドラマは今週あたりから、高校を卒業した鈴愛ちゃんが漫画家をめざして故郷を離れるのでしょうか。そうなると「つくし食堂」の前のカエルが見られる機会は少なくなるかもしれませんが、楡野家にとってカエルが、鈴愛ちゃんがいつでも「無事かえる」守り神になっていることに変わりはないのでしょう。

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2018100年カエル館開館日>

●喜多方のしだれ桜とゴールデンウィーク開館/4月29日(日)~56日(日)※先着50名様に「100年カエル館おもちゃ絵シリーズ」ポストカードを差し上げます。

●お盆休み開館/812日(日)~819日(日) 

●喜多方「蔵の町アート・ぶらり~」開館/105日(金)~1014日(日)

812日から1014日までの開館日には特別展「岩澤久彰コレクション展」を開催します。

2018年のカエ~ル大学講座日程>

●第1回 4月21日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:明治150年とジャポニスム、そしてカエル/カエル文化の流れが大きく変わった150年前について

●第2回 8月18日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:カエル博士故岩澤久彰コレクションから見えること/今年の100年カエル館の特別展「岩澤久彰コレクション展」のギャラリートークとして

●第3回 1013日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:会津のカエルスポット/戊辰150年の会津で巡るカエルスポット案内          

●第4回 1117日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:絵本の中に棲息するカエルたち/日本や世界の絵本に見られるカエルたちを紹介します

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

※カエ~ル大学講座は会員(学生)の方でなくても各講座500円で聴講いただけます。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

セイで時代をふりかえるサイトです。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。

Cover_obiariweb

※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。

Photo

 

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■カエ~ル大学2018第1回講座「明治150年とジャポニスム、そしてカエル」を実施しました。

2018
2018年度のカエ~ル大学第1回講座は、4月21日(土)に100年カエル館東京ギャラリーのある足立善立寺にて実施いたしました。現在、同ギャラリーでは「カエルでジャポニスム遊び」と題して展示していますが、これに合わせて講座も「ジャポニスムとカエル」を切り口にお話させていただきました。

2018_4                            昨年9月に100年カエル館(喜多方市)で行ったカエ~ル大学講座では、「カエルアート」を座標軸に位置付けて解説しましたが、今回はさらにその座標軸から150年ほど前、ヨーロッパの画家や工芸家たちがカエルをモチーフとして表現するようになったきっかけとしてのジャポニスムについて普段考えていることをご紹介いたしました。

この写真で私が手にもっているのは、江戸の絵師伊藤若冲の絵巻「菜虫譜」に描かれたガマのマウスパッド。今年はパリでジャポニスムに関するイベントが行われるそうですが、その一環で9月にはパリ市立プティ・パレ美術館で「若冲展」が開催されます。その新聞発表で同館のクリストフ・ルリボー館長は「(19世紀のジャポニスムは)フランス人の自然の見方を変え、日本への関心が広がるきっかけになった」と語っています(日本経済新聞2017年11月30日「文化往来」より)。

ジャポニスムによる欧米人の自然観の変化は、カエルへの見方も変えたといえるかもしれません。

2018_52018_6

昨年から今年にかけては、上野公園(東京)にある2つの美術館でジャポニスムに関する展覧会を観ることができました。ひとつは「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」(東京都美術館)で、もうひとつは「北斎とジャポニスム」(国立西洋美術館)です。それぞれの図録をご覧いただきながら、ジャポニスムの画家や工芸家の作品の中に見られるカエルと、彼らをインスパイアした北斎をはじめとする江戸の絵師が描いたカエルを比較しました。

2018_8

カエ~ル大学では、美術展などを通してその知識を得ることでカエルグッズを集める楽しみの幅がぐっと広がると考え、今回展示中の「カエルでジャポニスム遊び」についてそのポイントをご説明いたしました。

この講座内容につきましては、2018年末発行予定の「カエル白書Vol.2」でも解説してお伝えしたいと思います。

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2018100年カエル館開館日>

●喜多方のしだれ桜とゴールデンウィーク開館/4月29日(日)~56日(日)※先着50名様に「100年カエル館おもちゃ絵シリーズ」ポストカードを差し上げます。

●お盆休み開館/812日(日)~819日(日) 

●喜多方「蔵の町アート・ぶらり~」開館/105日(金)~1014日(日)

812日から1014日までの開館日には特別展「岩澤久彰コレクション展」を開催します。

2018年のカエ~ル大学講座日程>

●第1回 4月21日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:明治150年とジャポニスム、そしてカエル/カエル文化の流れが大きく変わった150年前について

●第2回 8月18日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:カエル博士故岩澤久彰コレクションから見えること/今年の100年カエル館の特別展「岩澤久彰コレクション展」のギャラリートークとして

●第3回 1013日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:会津のカエルスポット/戊辰150年の会津で巡るカエルスポット案内          

●第4回 1117日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:絵本の中に棲息するカエルたち/日本や世界の絵本に見られるカエルたちを紹介します

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

※カエ~ル大学講座は会員(学生)の方でなくても各講座500円で聴講いただけます。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

セイで時代をふりかえるサイトです。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。

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※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。

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■「カエルでジャポニスム遊び」(100年カエル館東京ギャラリーにて)始まりました。

Kaerudejaponisumu

   100年カエル館東京ギャラリー(足立 善立寺内)では、年に2回展示替えを行っていますが、本日から2018年春の展示をご覧いただけます。今回のテーマは、「カエルでジャポニスム遊び」です。4月21日(土)はカエ~ル大学2018年度最初の講座を善立寺にて行います。ご入会いただいている学生の皆様、また、ご入会いただいてなくても500円でご聴講いただけますので、ぜひご参加いただけますようお願いいたします。

 ここ数年、美術展などのテーマとなることが多い「ジャポニスム」。今年は明治150年に当たりますが、幕末から明治への大転換期に、葛飾北斎の絵をはじめ江戸時代に生まれた数々のすぐれた美術品が欧米に流出しました。その結果、ゴッホやモネなど、日本の芸術に大きな影響を受けた欧米の芸術家や美術商などが中心になって起こしたムーブメントがジャポニスムでした。

 そのジャポニスムを支持した芸術家の作品には、実はカエルをモチーフにしたものも少なくありません。それは元をたどれば、江戸の絵画や工芸品にカエルが表現されたものがかなりあったということかもしれません。

 そこで今回は、欧米でつくられたカエルのモノに注目し、ちょうどそのジャポニスムの時代前後に創設された会社も多い欧米の工芸ブランドの食器や、今も欧米で人気の高い日本の工芸品などジャポニスムと関連するイメージのものとコーディネートしてみました。

※19世紀後半から20世紀初めのジャポニスムの時代の美術品や工芸品を展示しているイベントではありません。そのイメージに合わせた100年カエル館の収蔵品の展示をご覧ください。

<展示品リスト>

【フランス】

カエル:金属製の小物入れ(高知県の北川村「モネの庭」マルモッタンのミュージアムグッズ)小皿:リモージュ(Haviland LIMOGES France

【フランス】

カエル:ニース(フランス)で購入されたイタリア製の布製の人形(FANTASY TOYS SRL台:ゲランのパウダーケース 下駄:青海波柄のぽっくり下駄

【フランス】

カエル:詩人大岡信から演劇研究家河竹登志夫に贈られたフランスの皮製品メーカー、archeのぬいぐるみ 小皿:ロイヤルウースター(ROYAL WORCESTER England壺:龍柄(不明)

【イギリス】

カエル:陶器ブランド「エインズレイ」のカエル(AYNSLEY COTTAGE GARDEN England小皿:コールポート(COAL PORT England壺:花柄(不明)

【イギリス】

カエル:箱入り(“Country Artists® for the discerning Stratford-upon-Apon England)/茶系のヒキガエル(イギリス カンタベリー)/緑色のカエル(イギリス) カップ&ソーサー:ウエッジウッド(WEDGWOOD England

【イギリス】

カエル:リバティプリント2種 お猪口:スタッフォードシャー(Elisabethan STAFFORDSHIRE England

【イギリス】

カエル:金属製(歩きガエル、背を向け合うカエル) 小皿:スポード(SPODE England

【オーストリア】

カエル:陶製の4匹のカエル(河竹登志夫氏1971年ウィーンにて購入)、陶製のカエル(オーストリア ハルシュタット) カップ&ソーサー、小皿:アウガルテン(AUGARTEN WIEN

【オーストリア】

カエル:陶製の3匹の擬人化ガエル ランチョンマット:博多献上

【オーストリア スイス】

カエル:樹脂製(オーストリア チロル地方) 木製(スイス)下駄:漆

【イタリア】

カエル:蓮のりガエル(pastelceramica FATTO A MANO Italy 小皿:鍋島風色絵

【イタリア】

カエル:シルバーのカエル(R.ARGENTO925 Italy器:本錫(鳳山)

【ドイツ】

カエル:ぬいぐるみ(KOSEN)、ミニチュアのカエル(©BULLYLAND小皿:フッチェンロイターの青い花柄の小皿(HUTSCHENREUTHER GERMANY

【デンマーク】

カエル:ロイヤルコペンハーゲンのカエル2種 カップ&ソーサー:ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen DENMARK

【ベルギー】

カエル:クリスタルのカエル(VALStLAMBERT BELGIUM お猪口:葡萄柄のクリスタル

【オランダ】

カエル:金属製のキーホルダー 小箱:梅柄の六角形の小箱 大小の杯:日光東照宮

【スウェーデン】

カエル:ストックホルムのカエル(STOCKHOLMS GLASBRUK KARIN HAMMAR SKANSENグラス:江戸切子

【アメリカ】

カエル:本読みガエル ミニ本:和綴じ本2種(歌川国芳「国芳画集」、鍬形蕙斎「鳥獣略画式」)

【アメリカ】

カエル:マペットのカーミット(アンティーク) 布:矢羽柄

【アメリカ】

カエル:樹脂製のカエル(FANCIFUL FROGS Wine Hoppy WESTLANDカエルのボトルストッパー(マイアミ) 漆器:葡萄柄

【アメリカ】

カエル:インディアナグラス(シンシナティ)のカエル ワイングラス:丹心

【カナダ】

カエル:カエルの形の窪みがある石3個、花柄の黒い石のカエル(PEARLITE STONECRAFT 漆器:高坏

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2018100年カエル館開館日>

●喜多方のしだれ桜とゴールデンウィーク開館/4月29日(日)~56日(日)※先着50名様に「100年カエル館おもちゃ絵シリーズ」ポストカードを差し上げます。

●お盆休み開館/812日(日)~819日(日) 

●喜多方「蔵の町アート・ぶらり~」開館/105日(金)~1014日(日)

812日から1014日までの開館日には特別展「岩澤久彰コレクション展」を開催します。

2018年のカエ~ル大学講座日程>

●第1回 4月21日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:明治150年とジャポニスム、そしてカエル/カエル文化の流れが大きく変わった150年前について

●第2回 8月18日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:カエル博士故岩澤久彰コレクションから見えること/今年の100年カエル館の特別展「岩澤久彰コレクション展」のギャラリートークとして

●第3回 1013日(土) 100年カエル館(福島・喜多方市)

テーマ:会津のカエルスポット/戊辰150年の会津で巡るカエルスポット案内          

●第4回 1117日(土) 善立寺ホール(東京・足立区)

テーマ:絵本の中に棲息するカエルたち/日本や世界の絵本に見られるカエルたちを紹介します

<100年カエル館&カエ~ル大学情報>

※現在、カエ~ル大学は2018年の会員(学生)を募集しておりますので、ご希望の方は100年カエル館サイトからお申し込みください。

※カエ~ル大学講座は会員(学生)の方でなくても各講座500円で聴講いただけます。

場所 : 100年カエル館

      〒966-0096福島県喜多方市字押切南2-6

      (旧桐工芸館裏、自動車用品ショップコクピット121隣)

開館時間 : 午後1時~午後4時

入館料  : 大人 500円 小中高生 100円

お問い合わせ 048-838-7360(ケーアンドケー内)

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ

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