■秋は会津へ、100年カエル館コレクション展を観にいらっしゃいませんか。
夏の暑さはまだまだ衰えを知りませんが、草陰から聞こえてくる声が蛙から虫へと交代して秋の気配も少しずつ感じられるようになりました。
100年カエル館は、この秋、福島県会津若松市にある福島県立博物館で2011年以来2回目の100年カエル館コレクション展を共催させていただきます。今回は「かえる曼陀羅~100年カエル館から河竹登志夫さんへのオマージュ~」をテーマに開催します。
ご覧いただいている画像は現在配布中のご案内DMです。その口上に「カエルのひ孫はカエルにござりまする。」と、故河竹登志夫氏が幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎の作者河竹黙阿弥のひ孫としてみごとに生きたことを堂々と表明していただきました。
舞台に大ガマが登場する歌舞伎「児雷也」の作者としても知られる河竹黙阿弥。そして歌舞伎を中心に洋の東西の演劇を比較研究した登志夫氏は、カエル好きでカエルグッズをたくさん集めたことで、この曾祖父とひ孫にカエルつながりの強い絆があったという意味を込めました。
中央のカエルの周りに配したカエルグッズの絵は、河竹氏の手になるもの。河竹さんは贈り物にカエルグッズをもらうたびに、それを身近な画材でサラサラと描いていたそうです。
今秋開催する本展では、生前の河竹氏のもとに集まったカエルグッズの数々を紹介しながら、その人生、そのルーツ、そしてその交友関係を伝え、カエルグッズを集めることの楽しさをご覧いただきます。この秋はぜひ会津にカエルの旅をご計画いただければ幸いです。
100年カエル館コレクション展 「かえる曼陀羅」 ~100年カエル館から河竹登志夫さんへのオマージュ~
会期/2016年9月10日(土)-11月10日(木) 9:30-17:00(最終入館は16:30まで) ※会期中の休館日は、9/12(月)、20(火)、26日(月)、10/3(月)、11(火)、 17(月)、24(月)、31(月)、11/4(金)、7(月)です。
会場/福島県立博物館 「常設展部門展示室 歴史・美術」 〒965-0807 福島県会津若松市城東町1-25 TEL.0242-28-6000 http://www.general-museum.fks.ed.jp
入館料/一般・大学生は270円(20名様以上の団体の場合は210円) 高校生以下は無料
主催◇福島県立博物館、100年カエル館
協賛◇かえる文化研究所(足立善立寺) 協力◇株式会社青柳総本家
お問い合わせ/100年カエル館(ケーアンドケー内) 〒170-0013東京都豊島区東池袋1-28-1-810 TEL.03-3981-6985 http://kaeru-kan.com
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<関連サイト>
「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッ
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カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html
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