矢内靖史写真展「かえるふくしま」東京・西新宿で開催
カエルをテーマに撮影を続けるカメラマンの写真作品は、人間とカエルの関係やカエルという生きものの存在について考える上でとても興味深いものです。
キュートなカエルワールドを見せてくれる写真家、自然の厳しさの中にカエルの“生きざま”を伝える写真家、カエルの動きやポーズを生息する自然環境とともにアートとして捉える写真家などさまざまで、「カエル写真」に動物写真のジャンル以上の広がりを感じます。
カエルをカメラでキャッチしたのはひとりのカメラマンですが、その写真を見る人は、逆にそこに写ったカエルに見られ、そのカエルと写真家の視線のやり取りに思いを馳せ、その写真の中のカエルを見て湧き起る感情に改めて自分自身が映し出されるという、複層した視線を感じるのではないでしょうか。
明日(2015年7月24日)からエプソンイメージギャラリー エプサイト(東京・西新宿)で行われる、矢内靖史さんの写真展「かえるふくしま」をご案内します。
矢内さんは福島県内の新聞社に勤務する報道カメラマンで、日々報道の現場を撮影する一方、福島県の自然の風物、特にカエルに愛着を感じて撮影を続けています。
今回の写真展では、県内のカエルの写真約40点が展示されます。タイトルにある、かえるとふくしまの言葉の組み合わせに込められた矢内さんの思いと、それを意に介さないかのようにノンシャランと振る舞う福島のカエルたち。写真からどんなカエルの「声」が聞こえてくるか、この夏休み、東京・西新宿で「ふるさとにカエル」時間を過ごしに足をお運び下さい。
矢内靖史写真展 かえるふくしま
会期 : 2015年7月24日(金)~8月20日(木) 日曜日休館 ※8/13~16は夏季休館 10:30-18:00(最終日は15:00まで)
会場 : エプソンイメージングギャラリー エプサイト
入場無料
〒163‐0401東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1F TEL.03-3345-9881
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/event/special/special_23.htm
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※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。
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<関連サイト>
「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。
カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html
※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。
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