■2015年のカエルの日に京都で見つけたカエル
この時期は、毎年仕事で京都に行くことが恒例になっていて、昨年はこのブログで川端二条のフレンチレストランの前に佇むカエルのオブジェを紹介しました。
京都では神社仏閣でカエルの造形物を発見することがたびたびあり、狛犬のように置かれていたり、噴水のデザインの一部に据えられていたります。本流の寺社めぐりの合間に“蛙流(ありゅう)”の楽しみ方ができます。ところで、LaLaTVで放送されている「キョートカクテル」というアニメ番組をご存じでしょうか。舞台となっている木屋町のバーのマスターがなぜか“カエル”で、そこにやってくるお客さんとゆる~いなかにもウィットのある恋愛話が交わされます。
そんな、カエルとは縁の浅からぬ京都で、6月6日のカエルの日に見つけたカエルがこちら(写真上)。烏丸御池にある香老舗松栄堂では、エッセイコンテスト「香・大賞」を毎年開催しています。今年で30回となったそのコンテストの作品集の中に、この季節にふさわしい水文とカエルのイラストが描かれていました。写真では、ガラス玉の中にカエルが見えるペーパーウエートと組み合わせてみました。
松栄堂本店のある寺町界隈を散策すると、京都ならではの伝統工芸品の古い店構えの前で足が止まります。カエルの工芸品と出合うこともしばしば。また、手芸や工作などの材料を扱うお店も多いので、たとえばこんなカエルのボタンと石の切片(写真下)を買って風流に楽しんでみるのもいいかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。
-----------------------------------------------
<関連サイト>
「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
※Webミュージアムでは2011年に福島県立博物館で開催した「喜多方『100年カエル館』コレクション展」を画像でご覧いただいております。
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。
「キモノ・二・キガエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kimonokigaeru ※ゆかたやキモノ着用で優待割引のある施設をご紹介するサイトです。
カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html
※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- かえるのジェレミー・フィッシャーに会える「ピーターラビット™イングリッシュガーデン」オープン。(2022.04.25)
- 津幡町のカエルのその後と町の人々を守るカエル(2021.05.13)
- 足立が「蛙多地」だった頃にもトリップできるかもしれない(2019.05.21)
- ■カエルさんの仕事ぶりを見に、ぶらり街歩き(2017.08.29)
- ■100年カエル館で滝夜叉姫の凧を見て、慧日寺へ(2017.08.26)
最近のコメント