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■ブラジルW杯へ行った気分で「みんながかえるちゃんナイト」へ!

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現在、Webカエルタイムズ(http://kaeru-kan.com/kayale-uのカエルタイムズ社からご覧いただけます)では、今年 南米に出かけた鳥羽水族館の三谷伸也さんにその体験をエッセイにしていただき掲載しています。

そのエッセイのなかで、三谷さんが樹上で「ゴッ、ゴッ、ゴッ」と鳴いているのを聴いたカエルは、ソバージュネコメアマガエル。『ときめくカエル図鑑』でも紹介していますが、生息地はアルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、ブラジル。これらの国名を見ると、間もなく始まるワールドカップブラジル大会に心躍る人も多いでしょう。日本代表の監督の名前に「ケロ」が入っているだけで一生懸命応援しなければと思っているカエル好きも多いのではないでしょうか。

ところで、開催国のブラジルといえば、ボサノバという音楽でも知られます。そこで京都の久保田敦さんから情報をいただいた、ボサノバ弾き語りのライブイベント「みんながかえるちゃんナイト」をご案内します。6月22日(日)に平安神宮近くの古民家のお茶屋さん「好日居」で、ブラジルでの音楽体験をもつボサノバギタリストの高砂隆太郎さんが、かくれたボサノバの名曲「O Sapo(かえる)」を演奏します。

この曲は『かえるる』ではジョアン・ドナートの「A Ra(かえる)」と紹介しています。ブラジルの公用語ポルトガル語ではカエルもヒキガエルもSapoですが、南米の他の国で公用語にしていることが多いスペイン語では、カエルはRanaで、ヒキガエルはSapo。日本の方言でもカエルの呼び方に微妙な違いがあることを考えると、きっちりとした呼び分けがあるわけではないような気もしてきますが、現在、調べていただいているところです。

さて、ジョアン・ドナートの歌では、「コロゴドン、ゲレゲデ、ガザイゲ、ギニギジン」とも聴こえるこの曲には、三谷さんが耳にしたソバージュネコメアマガエルの鳴き声も入っているのかもしれません。皆さんもぜひブラジルに行くつもりで、カエルになったつもりでご参加ください。ドレスコードは「かえる」だそうです。

※掲載した写真は、先日、京都に行って烏丸御池にある「George's京都店」(新風館内)で見つけたZワインドアップの動くおもちゃです。左のカエル(フランキー)はバク天をします。右のヒキガエル(ウィンキー)は小刻みに前進しては止まって目を動かします。動くおもちゃのカエルも進化し続けています。

【みんながかえるちゃんナイト】

日時 : 2014年6月22日(日) 開場19時~ ※予約優先

場所 : 好日居/京都市左京区岡崎円勝寺町91

お問い合わせ : 075(761)5511

http://kojitsu-kyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/by-f55e.html

 

 

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※新刊『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊 文・高山ビッキ 写真・松橋利光)販売中です。どうぞよろしくお願いします。

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<関連サイト>

「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com

「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u

「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。

「キモノ・二・キガエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kimonokigaeru  ※ゆかたやキモノ着用で優待割引のある施設をご紹介するサイトです。

カエル大学通信 www.mag2.com/m/0001378531.html 

※『かえるる カエルLOVE111』(山と渓谷社)全国の書店等で販売中です。

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