2013年6/1~7/12京都水族館ではカエルに会えます。
昨年オープンしたばかりの京都水族館。今年のこの季節はカエルに会えるイベントを開催していると聞いて伺いました。
京都は海に面していませんが、鴨川、桂川、宇治川を中心に古くから豊かな川の文化を育んできた場所として知られます。もちろん、カエルとのかかわりも深い土地柄です。
今回のイベントは、同館屋外の棚田のような「京の里山ゾーン」で行われています。昔から京都の歌人たちにもインスピレーションを与えてきたかもしれない「京都のカエル」5~6種(ニホンアマガエル、ヌマガエル、ツチガエル、モリアオガエル、トノサマガエル、シュレーゲルアオガエルなど)が、田んぼに生息しているような様子のままに観察できます。
また、京都といえば早くから生物多様性の大切さを国際的に発信してきた都市としても知られます。これには「世界のカエル」たちからの賞賛の声も大きいはずです。トマトガエル、キオビヤドクガエル、イエアメガエル、ピパ、ベルツノガエル、ウルグルオオクサがエルなど、世界的に人気の高いカエルたちの姿も見られます。
『ときめくカエル図鑑』(山と渓谷社刊)を書き終えたばかりなので、私にとっては図鑑にも登場してくれたカエルたちと再会したようなイベントでした。改めて生きたカエルたちと対面すると、日本で、世界で土や水にまみれながら、木や葉っぱに隠れながら、ひょっこり現れる姿も愛らしいカエルたちは本当にすばらしい生きものだと、今回のイベントを見て再認識しました。常設展示でもカエルは見られるそうなので皆さんもぜひ、お時間がありましたら、また、京都に足を運ばれるご予定がありましたら京都水族館にお立ち寄りください。
詳細は京都水族館 http://www.kyoto-aquarium.com
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<関連サイト>
「100年カエル館」 http://kaeru-kan.com
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。
「キモノ・二・キガエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kimonokigaeru ※ゆかたやキモノ着用で優待割引のある施設をご紹介するサイトです。
※『かえるる カエルLOVE111』全国の書店等で販売中です。
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