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7月7日は今年も金峯山寺蓮華会・蛙飛び行事が行われます」

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 今年も7月7日に「蓮華会(れんげえ)・蛙飛び行事」が奈良県吉野山で行われます。

 同行事は、毎年この日吉野山の金峯山寺蔵王堂を中心に繰り広げられる、修験道の総本山金峯山寺の伝統行事です。

 開祖役行者ゆかりの弁天池(大和高田市奥田)に咲く蓮の花を御本尊蔵王権現に供える「蓮華会」。そして修験者の験くらべと伝えられる、着ぐるみの大青蛙が主役の「蛙飛び行事」が同時に行われます。

 法会は次のように行われます。

○午後1時に大峯山護寺院「竹林院」を若衆連に担がれた太鼓台が大人の青蛙を乗せて出発し、ケーブル山上駅前まで練り歩く。子どもたちが引く小さな青蛙を乗せた小振りの太鼓台も見られる。

○2時半頃、弁天池の蓮の花と合流。ここから行列を整えて進む。

○午後3時頃、蔵王堂正面に到着。蓮の花を御本尊の金剛蔵王権現にお供えする法要を行った後、いよいよ「蛙飛び行事」が始まる。

 さて、この行事になぜ青蛙が出てくるのでしょうか。

 白河天皇の延久年間(1069~1073)、ある男が金峯山に登り、蔵王権現や仏法を謗る(そしる)暴言を吐いたところ、たちまち大鷲にさらわれ、断崖絶壁の上に置き去りにされた。さすがに恐ろしさに自分のしたことを後悔する男。その姿を見た高僧が哀れに思い、男を蛙の姿に変えて救い出し、蔵王堂で一山僧侶の読経の功徳によって元の人間の姿に戻したという伝説に基づいています。

 カエルタイムズ3号に寄稿してくださった金峯山寺の山本雄記氏はこの行事を「自らが犯した罪を二度と行わないことを誓う「懺悔(ざんげ)」の大切さを伝える法要」としています。天下の奇祭とされ、平成16年に奈良県無形民俗文化財に指定されました。

 カエル好きはもちろん、そうでない人も一度はぜひ見ていただきたい伝統行事です。

 (そういえば今年はJRのCMで青い蔵王権現が映し出されていましたが、かっこいいですね。こちらもお見逃しなく。)

http://nara.jr-central.co.jp/campaign/kimpsenji/index.html

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