カエルの画像がシンボリックに現れるドラマ「フリンジ」
映画『M:i:Ⅲ』や『スター・トレック』の監督で知られるJ.J.エイブラムス。TVドラマではプロデュース作品「エイリアス」があり、ヒロインが二重スパイという立場でスリリングなアクションと駆け引きを行い、女性の強さがここまで求められるのかと認識レベルを何段階も切り替えなければならないほど強烈なドラマだった。
そのJ.J.エイブラムスが企画・製作総指揮するドラマで、日本でもいまSuperdramaTVで見ることができる作品が「フリンジ」である。公式サイトによると、タイトルの「フリンジ」は、英語の“Fringe science”(「非主流科学」「擬似科学」)に由来しているという。たとえば、サイコキネシス、テレポーテーション、幽体離脱、予知、透明人間、死者の蘇生など、科学・非科学どちらともつかないすれすれの現象を扱っている。ケロロ軍曹が居候している日向家の長男冬樹くんが興味をもちそうな題材である。
さて、このドラマには画像のカエルを含め、指が6本ある手のひら、リンゴの断面、タツノオトシゴ、葉っぱ、蝶、花などが謎のシンボルとして映し出されることがある。このヤドクガエルのようなカエルの背中にも文字が浮かんでいるが、いずれもシンボリックな意味が隠されているらしい。
また、ファンによると、カエルはヒロインのオリヴィア・ダナム(アナ・トーヴ)を象徴するという推測も。カエルが水中と陸上の両方で生息できるように、彼女は2つのパラレル・ユニバースで生きられるからだという。カエルは意識と無意識をつなぐ存在という、ユング心理学にもつながる考え方かもしれない。
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