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カエルについて深く知りたい人のための『両生類誌』

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私がカエルのことを時々書かせていただいている雑誌に『両生類誌』がある。これは両生類だけを対象とした研究会「日本両生類研究会」が発行している機関誌で、執筆している人のほとんどは生物学の研究者や教育者である。そんな専門的な生物学の雑誌に、カエルグッズやカエル文化といったサブカルチャー的な切り口で書いている私がなぜ紙幅をいただいているかというと、会の創設者で生前その編集に心血を注いでいた動物学者の故岩澤久彰先生とカエルグッズのコレクションを通じて親しくさせていただいたからだ。

同研究会は機関紙の発行以外に、年に1回夏季に自然史フォーラムを開催している。昨年2010年の夏は動物系統分類学がご専門の松井正文京都大学大学院人間・環境学研究科教授が、日本と世界の両生類について特別講演をされた。今年7月に発行された両生類誌No.21にはその内容が掲載されている。日本の両生類の固有性が日本列島成立以前に始まり、列島成立とともに進化した可能性についてふれるくだりには、専門外の者にとっても何やら好奇心がそそられる。そして、両生類は「長い進化の歴史の中で種分化が絶滅速度を上回ることによって、生物の多様性が増加してきた」。ところが、今、過去の絶滅の要因である天変地異とは比較にならないほどの速さで両生類の絶滅を引き起こしているものがあるという。それは紛れもない私たちヒトであり、いずれそれが自分たちに跳ね返ってくることがあることを警告している。

間もなく両生類誌はNo.22が発行になる。そこで今夏、福島県立博物館で開催した喜多方「100年カエル館」コレクション展についての報告を書かせていただきました。※画像のNo.8号(平成14年7月発行)には「メイキングオブ京都に・恋し・カエル展」ということで寄稿しました。               

<両生類誌の購入について>

●会員価格1部1,500円、5部以上購入の場合は1部1,000円(いずれも消費税・送料込●非会員価格1部2,000円(消費税・送料込)

購入申込みはこちらから kumakura@ngt.ndu.ac.jp 

日本両生類研究会のホームページNBSweb http://15.atwiki.jp/nbsweb/

<カエ~ル大学からのお知らせ>

明日2011年12月6日からメルマガ「カエル大学通信」を始めます。そちらもお楽しみに。

100年カエル館・カエ~ル大学はこちらから http://kaeru-kan.com/kayale-u

<関連サイト>

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