カエルに会いに夏は福島県立博物館へ、秋は上野動物園へ
先週土曜日の8月13日に、福島県立博物館での喜多方「100年カエル館」コレクション展は予定どおり開幕した。100年カエル館館長と私はパネル制作や絵画類の額装など東京でできる作業を済ませ、1週間前に会津に入る。気分は“いざ出陣”だった。それから内覧会までの1週間は“激しい戦闘”といったら物々しいが、2300個ものカエルグッズを喜多方の100年カエル館から会津若松市の県立博物館まで移動させるのは生半可なことではなかった。100年カエル館のもとになっている高山家は建設業を営んでいたせいか、先代の高山連天は木や土や石といった自然素材のカエルの置物にこだわりがあり、それらは比較的大きく、なかなかに重い。これらの搬入、展示には専門学芸員の榎陽介さんをはじめ県博の多くの職員の方々に並々ならぬ力をお借りしたことをこの場から感謝申し上げたい。
同じカエルグッズたちが100年カエル館の45坪のスペースに押し込まれていた状態に対して、250坪の展示室に壁面を覗いても約50台の展示ケースに仕分けされた陳列は、他にあまり例を見ない美しさになったのではないかと自画自賛している。この夏はぜひ、カエルグッズを見に、会津にお越しください。
このイベントは9月19日(月)まで行われる。そして、秋も深まりつつある10月22日(土)には、今年も秋のカエルトーク・イベント(かえる文化研究所、東京動物園協会、A-Ark共催)を開催することに。場所は春に引き続き上野動物園の動物園ホール。チラシが上がったのでご覧ください。
※終了いたしました。
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<関連サイト}
「カエ~ル大学」http://kaeru-kan.com/kayale-u
「コトバデフリカエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kotobadefurikaeru ※エッセイで時代をふりかえるサイトです。
「キモノ・二・キガエル」http://kaeru-kan.cocolog-nifty.com/kimonokigaeru ※ゆかたやキモノ着用で優待割引のある施設をご紹介するサイトです。
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