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Webカエ~ル大学開校フェアを記念して大願成就のカエル絵馬販売

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 いよいよ明日からジュンク堂書店池袋店で「Webカエ~ル大学開校フェア」が始まります。まだまだ寒い日が続きますが、土の中のカエルたち、そして同ブログをご覧くださっている皆様も、2011年の春に向けて活動を開始していただければ幸いです。

 同フェアでは、そんな新年度への思いもふくらむ皆様のためにカエルの絵馬を販売します。藤本美千子さんによる手描きの絵馬(写真)です。

 Webカエ~ル大学は、ケロロジー的読書のすすめをしています。

 カエ~ル大学文学部からの読書のすすめ

 「カエルは、生物に関する本の中にだけ“生息”しているとは限らない。古今東西の物語や詩歌など文学作品の中にも、私たちはカエルを見つけることができる。カエルは自然描写のひとつとして現れたり、比喩表現として象徴的な意味をもっていたり、物語の中に擬人化したキャラクターとして登場することもある。草野心平、水上勉、清水義範、村上春樹、マーク・トウェイン、エドガー・アラン・ポー、ベアトリクス・ポター、・・・。いずれもカエルを自分の作品の中に登場させた文学者たち。あなたはどんな作品に描かれた、どんなカエルが好きですか?」

 カエ~ル大学芸術学部からの読書のすすめ

 「洋の東西を問わず、カエルを表現する芸術家は昔からけっこういるものである。カエルは美しく描かれていることもあれば、逆におどろおどろしい世界の中に紛れ込んでいる絵画もある。なかには、画家自身の存在をカエルに象徴させたのでは、と思える作品もある。美術史をひも解けば、古代の芸術から現代アートに至るまで、カエルは私たちに何かを訴えかけるように、絵画や立体の作品の中で息づいている。縄文土器、鳥獣戯画、北斎、若冲、暁斎、ピカソ、アンディ・ウォーホル等々、カエルで美術史を旅する読書も楽そうだ。」

 カエ~ル大学社会科学部からの読書のすすめ

 「世の中のしくみや人間の生き方を考える上でも、カエルはなかなかよい導き手になるようだ。あるエコノミストの本のタイトルから一人歩きした「茹で蛙」は、日本の社会・経済の現状に対して的確な警告を与えてくれる。また、あるビジネス書の言葉を借りれば、仕事で確実な成果を上げるには、「カエルを食べてしまうこと」が早道なのだとか。人生の道に迷ったら、書物の中にカエルを探そう。人間よりもずっとずっと長くこの地球で生きてきたカエルは、あなたを大願成就へと導くすぐれたコンサルタントかもしれない。」

 

 

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