カエル・サンショウウオを救う二人のケビンさん その2
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
早速ですが、本日から100年カエル館HPのカエルインフォに「両生類の箱舟 A-Arkワークショップ in 広島」の情報をUPしましたので、ぜひご覧ください。
そして、今日はこのために来日される二人のケビンさんのプロフィールをご紹介します。
●ケビン・ジッペル博士(米)
1994年にコーネル大学を卒業し、2000年、フロリダ大学で動物学の博士号を取得。博物館での研修期間中にブロンクス動物園や自然保護ソサエティの両生類は虫類部門で活動する。両生類の保護・管理、水質の監視・保全、生体の収集・展示、そしてウエブ制作などを手がける。1999年には、当時研究者の間で世界的に注目されることになった貴重な両生類、パナマのオレンジヒキガエルの消滅を阻止するプロジェクトにコーディネーターとして関わった。2000年から4年間は、両生類保護センターやデトロイト動物園でキュレーターとして絶滅危惧種の保護を進める活動を行った。現在は、複数の大学で教鞭をとり、動物園水族館協会による研修コースで動物の保護活動のための指導を行っている。A-Arkでは保全計画統括責任者として絶滅危惧種の選定、国際的な協力体制のネットワークの構築、保護活動の促進、教育・指導などを推進し、国を超えての広報活動とキャンペーンを展開している。
●ケビン・ジョンソン博士(豪)
1980年代の初期から動物園でのさまざまな仕事に関わってきた。メルボルン動物園では動物の病気治療の部門を経て、野生哺乳類部門ではコンピューターによる動物の記録システムの開発にたずさわる。それがその後、動物に関する情報を世界の800以上の動物園・水族館に提供しているNPO団体のシステムISISに発展した。1993年から2010年までシドニーにあるオーストラリア動物園水族館協会に勤務。一貫して動物に関するシステムのソフトウエア開発に関わり、現在はオーストラリアのニューサウスウェールズに拠点のあるA-Arkで活動している。
※写真は左がケビン・ジッペル博士、右がケビン・ジョンソン博士
(プロフィールはA-Arkのサイトより要約して翻訳させていただきました。)
100年カエル館・カエ~ル大学はこちらからhttp://kaeru-kan.com/kayale-u/
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