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カエル文化シンポジウム第二弾「月とカエルと女性」

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    猛暑続きの今年の夏。人間も蛙も生きにくい毎日ですが、何とか乗り切りたいものです。そんななか、カエルタイムズ12号を発行できたことは何物にも代えがたい喜びです。

 今号では、春に足立善立寺で開催した「カエル文化シンポジウム」についても詳しく紹介している。考古学者の前園実知雄氏は基調講演で「射日神話」について語った。2千数百年前の中国の漢代のお墓から見つかった画像石から浮かび上がるストーリー。

 絵の中には10羽の金のトリがすむという扶桑樹が描かれている。トリはそれぞれ太陽を1コ背負っていて、毎日、天空を順番に東から昇って西に沈んだ。ところが、ある時、10コの太陽が一斉に昇ったことがあった。この夏の猛暑どころではなかっただろう。

 堯(ぎょう)という聖人が弓の名人ゲイに命じて、9コの太陽を射ち落とさせた。その結果、太陽はいつも通り1つになり、大役を果たしたゲイは西王母から不老長寿の桃の実をもらう。しかし、その桃の実は妻であるジョウガに盗まれる。ここからは以前、本ブログの「宇宙とカエル、そしてカエルタイムズ」でも書いたように、ジョウガは月に逃げ込むが、罰を受けてヒキガエルにさせられる。

 なぜジョウガは功成り名遂げたご亭主がありながら月への逃避行を試みたのか。このあたりが神話の時代も現代も変わらない、女性のミステリアスなところである。

 カエルタイムズ12号及び100年カエル館HPでも告知しているが、今秋10月19日には再び善立寺ホールにてそんなミステリアスな月とカエルと女性の関係について語り合う「カエル文化シンポジウム」第二弾を開催します。案内パンフレットもできましたので、ご希望の方は vikki@room.ocn.ne.jp までお申し込みください。お送りします。

 案内パンフレットはここに掲載したイラスト他数点、フジモト芽子さんによる今回のテーマをイメージした作品もお楽しみいただけます。

http://kaeru-kan.com

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