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2010年8月

とおのはるみさんのカエルの4コマ漫画

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 カエルタイムズ12号に誤りがありましたのでお知らせします。本紙は創刊以来“カエルの漫画家”とおのはるみさんの4コマ漫画を連載していますが、今号ではこちらの不注意から9号に一度使用した作品を再び掲載してしまいました。読者の皆様、そして作者のとおのさんに心からお詫び申し上げます。

 と、いうことで、今回はとおのさんの許可をいただき本当は12号に掲載するはずだった作品をご紹介します。4コマ漫画はアイデアが勝負なので、その都度その都度のひらめきが命のようです。カエルをテーマにそれを描き続けているとおのさんはちょっと不思議な女性です。

 古典的なミステリーが大好きという、とおのさんが2009年に発行した冊子『蛙探偵ケーロック・ホームズ』はご存知『シャーロック・ホームズ』のパロディー。最近は「腐女子」や「歴女」といったひとつの世界を深く探求する女性が注目されていますが、彼女の創作活動のアプローチにも通じるものがあります。

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とおのさんから『蛙探偵ケーロック・ホームズ』の購入方法が届いていますのでお知らせします。

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 値段は本体が400円。送料が80円です。合計金額480円を以下の郵便振替口座にお振込みください。振り込み手数料が80円かかります。

 郵便振替口座:00130-0-721330 加入者名:けろけろ開運堂

 通信欄に「蛙探偵希望」と書いてください。ご住所、お名前は正しくはっきりとお書きください。尚、ご質問がありましたら kerokerokaiundo@yahoo.co.jp  までご連絡ください。

 

 

 

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カエル文化シンポジウム第二弾「月とカエルと女性」

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    猛暑続きの今年の夏。人間も蛙も生きにくい毎日ですが、何とか乗り切りたいものです。そんななか、カエルタイムズ12号を発行できたことは何物にも代えがたい喜びです。

 今号では、春に足立善立寺で開催した「カエル文化シンポジウム」についても詳しく紹介している。考古学者の前園実知雄氏は基調講演で「射日神話」について語った。2千数百年前の中国の漢代のお墓から見つかった画像石から浮かび上がるストーリー。

 絵の中には10羽の金のトリがすむという扶桑樹が描かれている。トリはそれぞれ太陽を1コ背負っていて、毎日、天空を順番に東から昇って西に沈んだ。ところが、ある時、10コの太陽が一斉に昇ったことがあった。この夏の猛暑どころではなかっただろう。

 堯(ぎょう)という聖人が弓の名人ゲイに命じて、9コの太陽を射ち落とさせた。その結果、太陽はいつも通り1つになり、大役を果たしたゲイは西王母から不老長寿の桃の実をもらう。しかし、その桃の実は妻であるジョウガに盗まれる。ここからは以前、本ブログの「宇宙とカエル、そしてカエルタイムズ」でも書いたように、ジョウガは月に逃げ込むが、罰を受けてヒキガエルにさせられる。

 なぜジョウガは功成り名遂げたご亭主がありながら月への逃避行を試みたのか。このあたりが神話の時代も現代も変わらない、女性のミステリアスなところである。

 カエルタイムズ12号及び100年カエル館HPでも告知しているが、今秋10月19日には再び善立寺ホールにてそんなミステリアスな月とカエルと女性の関係について語り合う「カエル文化シンポジウム」第二弾を開催します。案内パンフレットもできましたので、ご希望の方は vikki@room.ocn.ne.jp までお申し込みください。お送りします。

 案内パンフレットはここに掲載したイラスト他数点、フジモト芽子さんによる今回のテーマをイメージした作品もお楽しみいただけます。

http://kaeru-kan.com

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「かえるくんとがまくん」の作者の未発表作を発見

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「がまくんとかえるくん」シリーズで知られるアメリカの童話作家、アーノルド・ローベル(1933~1987)の未発表作品が発見され、その翻訳本が出版された。

 そのタイトル「カエルも ヒキガエルも うたえる」からも想像されるように、「がまくんとかえるくん」の原点と考えられる作品だ。ローベルはこの作品を友人のためにモノクロの線画で描き、文章をつけている。そして発見された線画に彩色を施したのは、娘で舞台美術家のエイドリアン・ローベル。

 子どもの頃、絵を描くときに「はみでてもいいんだよ」とアドバイスしてくれた父の言葉を思い出しながら作業を進めたという彩色は、夢見るようなやさしい色合いに仕上がっている。翻訳は、詩人・エッセイスト・ラジオのパーソナリティとして日本語で創作活動をするアーサー・ビナードが担当。

 話は変わるが、長らくお待たせしているカエルタイムズ12号は、明日(8月9日)発行になります。今号の特集では、アーサー・ビナードさんによる“カエルと文学の関係の日米比較”を展開している。アーサーさんはそこでカエルが描かれている文学作品や物語の魅力のひとつに、どんな奇想天外なストーリーに思えてもその土台に自然観察が息づいていることを挙げている。

 ローベルの作品の翻訳に当たっても、自然界にいるカエルに思いを馳せて日本語にしたそうだ。

 『カエルも ヒキガエルも うたえる』もカエルタイムズ12号も、ぜひ読んでみてください。

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