« 笑いとお菓子を運んでくれた「ありあけ」のカエル | トップページ | カエルで楽しむ サッカー・ワールドカップ (アルゼンチン) »

ヒグチさんの恋しカエル

00172dpi

00372dpi

 6月はカエルの季節。ふりかえると私たちは、2002 年のこの季節に初めてカエルに関するモノの展示イベントを行ったのだった。

 場所は当時赤坂アークヒルズにあった「京都館」。タイトルは「京都に恋しカエル展」。100年カエル館には、喜多方在住のアーティストによる小石を使った作品がある。その小石はうちの父が川原から運んだもので、父はそのアート作品を「恋しカエル」と命名していた。そこで私たちもいろいろと縁のある京都に因んだカエル展ということで、「恋しカエル」を使用した。

 2枚目の写真に見えるように、イミテーションの藻やぜんまいを敷き、その上に全国のアーティストの方々に石ころを使って制作してもらったカエル・アートを展示した。まるでカエルたちが里山で遊んでいるように・・・。

 そこには、私たちがカエル以外の仕事で長くお付き合いさせていただいている関西在住の作家の方も、お嬢さんと秘書の方と一緒に出品してくださった。2枚目の写真の中央よりやや右寄りに見える、パステルグリーンの後姿のカエルは、秘書のヒグチさんの作品である。阪神タイガースファンならではの虎ガエルもあった。先日、そのヒグチさんが亡くなられた。作家のお嬢さんが知らせてくれたのだが、「たまに同窓会や小旅行に行かれると棚の上にカエルちゃんがこっそり増えていました。ヒグチさん、隠れ(?)カエラーだったのかもしれません!」という。

 偶然というのはあるもので、ヒグチさんのお兄さんご夫妻の家がうちの姉のマンションのすぐ真下だった。それがわかったのもカエルのおかげ。以前、作家のお嬢さんは私たちのためにカエルのイラストのオリジナル便箋をつくってくださった。ヒグチさんはそれを姉の家に直接発送しようとして気づいたのだという。姉は「30年近くも一緒に仕事をさせていただいたのにお会いしたことは一度もない。電話でのやりとりだけだったが、そういえばお互い引き気味に譲り合いすぎる会話は、カエル好き同士ならではだったのかもしれないね」とふりかえる。 

Photo

(こっそり増えていたというヒグチさんのコレクション)

http://kaeru-kan.com

|

« 笑いとお菓子を運んでくれた「ありあけ」のカエル | トップページ | カエルで楽しむ サッカー・ワールドカップ (アルゼンチン) »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 笑いとお菓子を運んでくれた「ありあけ」のカエル | トップページ | カエルで楽しむ サッカー・ワールドカップ (アルゼンチン) »