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林家正楽師匠の紙切りによる「カエル好きの姉妹」

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「春のカエル遊び梵蛙精舎によみがえる」というテーマで展開した、足立善立寺でのカエルのイベントはお蔭をもちまして4月18日の第13回・善立寺寄席をラストに終了することができました。約ひと月半の開催期間中、「カエル文化」を切り口にしたシンポジウムを実現することもでき、来場してくださったお客様をはじめ多くの方々とカエルについてお話することができたことに心から感謝申し上げます。

 最終日に行われた善立寺寄席は、同寺が「初代紙切り正楽」の菩提寺ということで、命日の4月15日頃に毎年行われている。この日は落語好きのお客様のなかにちらほらカエル好きらしい来場者の姿も見られホールは満席となった。冒頭、ご住職の新倉典生氏からの挨拶があり、大衆芸能である落語も、今回の「カエル民芸」の展示も、形態はちがっても未来へと伝えていきたい文化であると語られた。

 寄席は若手落語家の春風亭朝呂久さんの一席から始まり、柳家我太楼師匠はシンポジウムの時に引き続き、「がまの油」を披露。師匠は今回のイベントで「カエル好き」という人々の存在を知ってカルチャー・ショックに近いものを感じられたようで、まくらではカエルではなくカエル好きの“生態”について面白おかしく語った。皆さんの素晴らしい話芸や曲芸からカエルをポイントに紹介させていただくと、曲独楽の三増紋之助師匠は寄席のリハーサルが始まる前に、「郷土玩具のカエル」の展示にいたく興味を持たれていたが、なんとそこに展示した江戸独楽と師匠の独楽は同じ制作者、木地玩具の名人広井政昭氏によるものだった。

 そしていよいよ三代目紙切り正楽、林家正楽師匠の芸が始まる。早速カエルの紙切りを披露してくれた。その他、会場からのリクエストを受けて何でも即興で表現してしまう師匠は、ハサミ片手に体をくねらせ独特の動きをしながら、求められたお題を形に切っていく。最近は紙をもつと自然に体が動く職業病か、新聞もじっとしていては読めない(?!)という師匠。トリを務めた五明樓玉の輔師匠の落語には、演目の内容とは関係なく「カエル顔の女」が登場した。そして、いただきました。林家正楽師匠から「カエル好きの姉妹」の紙切り作品(画像)を。だまし絵のようなお洒落な作品。私たちの少女時代(?!) いまも「カエル」への夢を抱き続けている点は同じである。

※100年カエル館/カエ~ル大学はこちらから http://kaeru-kan.com/kayale-u/

 

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