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梵蛙精舎によみがえる「カエル民芸の世界」展はじまりました。

100_2352_2  100_2355 100_2347_2 足立善立寺での展示イベントの準備で、更新ができずにいました。2月20日には100年カエル館でカエルグッズの梱包作業を行い、3月4日5日の2日間で展示作業を行った。初日は展示ケースを設置して、開梱して出したカエルグッズを6台の展示ケースにテーマごとに振り分けて終了。2日目に見え方を意識したディスプレイを行う。これが難しくも楽しい作業。

 開催初日は啓蟄というのに真冬のような寒さ。啓蟄というのはけっこう天候が荒れるらしく、雷になることも多いらしい。これを「虫覚ましの雷」とかいうようだ。そんななか来場されたお客さまが、「蓮とカエル」の展示を見て、「やさしい気持ちになりますね」と言ってくださったときは、展示者冥利に尽きた。1週間後ぐらいからはようやく春らしくなってきたので、蛙ならずとも「動き出したい」と思われている皆様には、ぜひお越しいただきたく、お待ちしております。会場が寺院ということで、まれにゆっくりご覧になれない日があるかもしれませんが、4月18日までの期間中、9:00~17:00まで毎日開催しております。

 写真は上から、今回のイベント全体のテーマとなった「梵蛙精舎」の生みの親、小沢一蛙さんが制作した大きな絵馬や表札など、真ん中が、その小沢さんの収集品のカエルの一部と、私たちが発行している『蛙辞林』に掲載したカエルグッズの数々、そして一番下は、書家柳田泰山氏が善立寺本堂建立の際に書かれた作品「久遠」の下に展示した、千年の久遠を経て、現在も愛され続けている「鳥獣戯画」のカエルグッズの数々。

 イベントの詳細は、100年カエル館HP http://kaeru-kan.com をご覧ください。

 

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