2010年へ、ふりかえる、自分をかえる、福かえる
2009年を振りかえると、遅ればせながら
HPを立ち上げたことが、100年カエル館
の大きなニュースのひとつに挙げられる。
HPによって同館のことを初めて知ったと
いう方がいらっしゃったらとてもうれしい。
そして”無名無実”になりつつあった
カエルタイムズ編集長の私も、ブログを
「Blogカエルタイムズ」にすることで、少し
でも責任のようなものを果たすことができ
て心軽やかに年が越せそうである。
それにしても、初めてブログをアップした
ときは、その”ライブ感”にインターネットの
もつすごさを感じた。と、いうのは、長くPR
誌などの印刷物の制作をしてきた身には、
10ページ以上の冊子を発行するために
原稿や写真、イラストなどの素材を集めて
デザインに回して、印刷に回して、最低でも
2~3ヶ月はかかるのがあたりまえだった。
ところが、ブログの場合、いま思ったこと
をすぐに発信することができる。文章を書く
仕事をしている者にとって、その違いは大
きい。それだけに、自分が発信する言葉が
不特定多数の人に向けられたとき、どんな
意味をもつのか敏感になる必要があると
思う。
そしてネット社会が広がっていくことで、
街の風景も変わってくのだろうと想像する。
たぶん、2009年に起こった政治、経済、
文化におけるさまざまな現象の背景に
ネット社会の浸透があるのは紛れもない
事実だ。
もちろん、悪いことばかりじゃない。今まで
にない可能性が試せるのも新しい時代なら
ではだ。21世紀のゼロ年代も終わり、いよい
よ10年代が始まる。その大きな流れを感じて
100年カエル館のHPではWEBミュージアム
を充実させていこうと思っている。
そして、Blogカエルタイムズも・・・。どちらも
ネット外での行動があってこそ皆さんに楽しん
でもらえるものになると思うので、実人生をせい
いっぱい生きていきたい。
自然界でカエルが元気に生きていて初めて、
カエルグッズやカエル文化がおもしろくなるように。
※カエルと言葉シリーズ第2弾として
「カエルの語り絵馬」を発売いたしました。
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