カエルタイムズ編集中です。
「スキスキ大スキ!カエル展」を開催中の
相模原市立博物館では、昨日(7月27日
日曜日)、同展でキュートさ満点のカエルの
写真や生体を展示しているカメラマンの
松橋利光さんの講演会が行われた。
松橋さんがこれまで撮影してきた日本や
海外のカエルが大画面で見られ、また、
子どもの頃から父親になった今もずっと
カエルとふれあっているご本人の人柄が
カエルっぽさとして伝わる、まさにカエル
好きにはたまらないひとときだった。
松橋さんがカエルを観察・撮影しようと
しているとカエル以外の生き物たちと
出会う話があった。それはカエルを食べ
ようと狙っているサギやヘビだったり、
カエルが食べようと待ち構えている虫
だったりする。そして松橋さんがカエル
だけでなく、蝶やバッタなどの昆虫の持ち
方をおしえてくれたとき、私自身の手に
その感触がよみがえった。
小学生のとき、生き物のカエルに興味を
もったことはなかったが、虫が大好きで
”虫めずる姫君”と呼ぶ人もいた。友だちが
泳いでいるプールのフェンスのそばで
カラタチの木に止まるクロアゲハを捕獲し
ようと息を潜めているような子どもだった。
おかげで水泳の方は泳げないことはない
が、犬かきしかできない。高校のときは
50メートルを泳ぎ切らないと体育の単位が
もらえないので、その犬掻きで25メートル
プールを往復したときは、3階の窓から眺めて
いた生徒たちから拍手をもらい、体育の先生
からは「そんな上手な犬かきができるなら
平泳ぎを覚えなさい」と言われた。
平泳ぎといえば別名蛙泳ぎである。その時の
私は将来カエルのことに真剣に関わるように
なるとは思ってもみなかった。でも、その頃から
雑貨店で写真のようなマグカップを見つけては
買い集めるようになっていた。
子どもの頃、あんなに虫を追い求めていた
のは、やはりカエル的な何かだったからだろうか。
そんなことを思い出させてくれた松橋さんの
講演。現在、カエルタイムズは夏の終わりまで
には発行できるように編集を進めている。
松橋さんにも原稿をお願いしているので、
お楽しみに。
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