2000年 オンリー・ユー
<スエードブレイク>
「オンリー・ユー」
靴屋さんはなぜかスエードタッチがお好き。
高山ビッキ・文
今回紹介する“スエード系”映画は『オンリー・ユー』。マリサ・トメイ演じる、結婚目前でマリッジ・ブルーのヒロインと、たぶんアメリカの大手シューズメーカーの社員でイタリアに駐在している役どころのロバート・ダウニーJr.による、ローマでのドタバタ・ラブストーリー。
ヒロインがオペラパンプスを履いてローマ市内を走り回ったりするなど靴が大切な役割を果す映画だが、ストーリーとは直接からまないが靴屋であるロバート・ダウニー・Jr.が失恋の痛手を負い、空港のチケットカウンターに並んでいるときに気になったのが、前にいる女性のスエードのブーツ。
スエードには人の心をなぐさめる力があるようだ。それが天然スエードか人工皮革かは
関係者なら画面を通しても見抜けるのでしょうか。そういう意味でも必見の映画。
■「オンリー・ユー」(製作年1994年)監督:ノーマン・ジェイソン脚本:ダイアン:ドレイク 出演:マリサ・トメイ ロバート・ダウニー・Jr 製作国:アメリカ
(2000年10月繊維メーカーPR誌掲載)
※この文章は高山ビッキが2000年に企業のPR誌に執筆したものをほぼそのまま掲載しております。無断転載を固く禁じいたします。※本サイトへのお問い合わせはケーアンドケーまで03(3981)6985
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